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NHK「貧困女子高生」騒動 テーマが軽視されかねず
我が国には五輪で活躍する若者がいる一方、親の事情で夢を実現できない若者もいる――。時節柄、そんなメッセージを伝えたかったに違いない。しかし、裏目に出てしまった。
8月18日の「NHKニュース7」で放映された子供の貧困についての報道を巡り、騒動が起こっている。
文化部記者の話。
「放送ではまず、横浜市で開かれた若者の貧困を考えるイベントを紹介。その中で、家庭が貧困で進学を諦めざるを得ないという女子高生、うららさんが登壇し、自身を含め多くの子供が貧困に苦しんでいる現状を訴えました」
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生活保護でメシを食うNPOの実態 「弱者救済」「自立支援」のウラで
生活保護受給者は、今や全国で210万人超、その事業費は実に年間3兆8000億円にのぼる。
そんな時世にあって、生活保護の周辺には深い闇が横たわっている。折から社会問題となっている「貧困ビジネス」の実態についてはさまざま報じられている通りだが、最近では以下のような“弊害”も生じているという。
「街の労働力をNPOに奪われて仕事になりません」
こう嘆くのは、東京都下の労働者派遣業者である。
「大手ゼネコンの下請を相手に、現場労働者を調達して派遣してきました。...
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