こんな記事も読まれています
キラキラネーム問題は大昔からあった 「藤原明子」を読めますか?
■広がるキラキラネーム
「光宙」と書いて「ぴかちゅう」。
「苺苺苺」と書いて「まりなる」。
「愛夜姫」と書いて「あげは」。
「キラキラネーム」や「DQNネーム」がネット上での話題になって久しい。「DQNネーム」をまとめたサイトも作られ、登録されている件数は約2万5000件にも上る。
その中にはいささか実在が怪しいものもあるのだが、何にせよ「太郎」「花子」のような誰でもすぐに読める名前が減ってきているのは事実だろう。
...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
破壊力抜群! 明治時代のキラキラネーム「珍男子」「日露英仏」「凸」
前回の記事では、本居宣長もキラキラネームに憤慨していたことを紹介したが、時代が江戸から明治に移ってからも、世の中から珍名さんが減ることはなかった。それがよくわかるのが、1959年に出版された『名乗辞典』(荒木良造編)である。
編者の荒木氏は、明治43年に東京帝国大学国文科を卒業し、大正7年から昭和18年にかけて同志社大学教授兼図書館長を務めた人物。荒木氏は、同時代の人名について名簿などをもとに調査した結果を辞典に収めている。
キラキラネームについての研究をまとめた、その名も『キラキラネームの大研究』の著者である伊東ひとみさんが、この辞典の中から選んだ明治時代の「キラキラネーム」「DQNネーム」を紹介してみよう。...
つづきを読む