初対面の人との「気まずい沈黙」解消法 リスクの少ない話題とは?

社会

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 初対面やそれに近いくらいよく知らない人と二人きり、というシチュエーション。「他人と話すのが何よりも楽しい!」という社交的な人は別として、しばらく「気まずい沈黙」が流れるのが普通である。

 そんな時にどうするか?

会話のきっかけ』(梶原しげる・著)には、こうした気まずい沈黙解消法が書かれている。初対面の人との第一声をどうするか、ということである。

 同書によれば、外国人の場合、初対面でもずけずけ相手に質問をしてくることが珍しくないという。アメリカ人や韓国人には「仕事は何だ?」「いくら稼いでいる?」「結婚しているのか?」「恋人はいないのか?」とぐいぐい聞いてくる人もいるそうだ。

 しかし、日本人同士の場合、こういう人はおそらく無神経だと思われる。よほど魅力的な異性に「恋人はいないんですか?」と聞かれたら、嬉しいかもしれないが「何かの勧誘か?」と疑うほうがノーマルだろう。

 では、どんな一言から雑談を始めるのが良いか。梶原さんは、リスクの少ない順に次の4つが考えられる、と述べている。

【1】独り言
「ああ、ここなら千代田線でも来られる! ホーム直結だったんだ……」
 この切り出しなら、相手がごく自然に「ええ、意外と便利なんですよ。ここ」と反応し会話が続く。独り言は聞き手を圧迫しないから、雑談が円滑に進んでいく可能性は高い。

【2】共有
 相手と自分が「現在共有している体験」から話しはじめる。
「大勢の人が集まっていますね」「わあ、シャンデリアが豪華だ!」
 共有情報は相手のレスポンスを引き出しやすい。

【3】報告
 自分をレポートする。例えばさりげない自己紹介。
「うちの会社は堅い銀行なものですから、こういう華やかな所に来ると、なんだか場違いであがっちゃうんですよ」
 自己開示は会話を促進しやすい。

【4】質問
 これについては、詮索と受け取られやすいので、プライバシーなどに踏み込む質問は避けたほうが良い。

 もちろん、「俺はぐいぐい質問して、相手にインパクトを残すのだ」と考えるのも自由。ただし、普通の人は、まずはあたりさわりのない「独り言」から……というテクニックを憶えておくとよさそうだ。

デイリー新潮編集部