「VIVANT」台湾でまさかの大ヒット…それでもTBSが手放しで喜べない「世界進出」の厳しい現実

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8日で最終回

 TBSが肝いりで放送中の日曜劇場「VIVANT」第2シリーズが絶好調だ。初回から全話で世帯視聴率15%以上を記録していて、第18話以降は毎回数字が続伸。8日放送の最終回(第24話)は20%台に乗せる可能性もある。

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 テレビ誌ライターが指摘する。

「シーズン2では原作・演出・プロデュースを手掛けるTBSの福澤克雄氏のもと、アゼルバイジャンのヘイダル・アリエフ国際空港やシルヴァンシャー宮殿、タイのビーチなどで海外ロケを敢行。堺雅人演じる自衛隊の別班メンバーが、中国の“別班”とも称されるシンシーと激しい攻防を繰り広げ、核融合技術を巡る国際的な陰謀も描かれるなど、シーズン1よりスケールアップしています」

 この勢いで次に狙うのは同局の悲願である「グローバルヒットによる世界進出」だ。シーズン1は2023年7月からTBS日曜劇場枠で放送され、同年12月17日から190以上の国と地域のNetflixで全話配信がスタートした。だが、世界市場ではほとんど関心を持たれず一部では“大コケ”と呼ばれるほど。シーズン2も同様に世界配信では苦戦するとの見方が多い。

 ある民放関係者はこう話す。

「主要キャストのドラムが腹部を銃で6か所も撃たれたのに、腹部の分厚い筋肉のおかげで実は生きていたというシーンにはさすがに首を傾げました。ハリウッドや韓国などの洗練された軍事スパイサスペンスを見慣れた海外視聴者からは、脚本のリアリティーが伴っていない、と冷酷にジャッジされる可能性が高いですね。

 また、中国の諜報機関『シンシー』の最高幹部・樊林杏(ハン・リンシン、宮下今日子)と乃木憂助(堺雅人)の“大喧嘩”が毎回見せ場となっていますが、双方とも力み過ぎて、往年のアニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』のドロンジョとヤッターマンを見ているよう。堺雅人、二宮和也、阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、役所広司ら主役級クラスの見せ場作りに尺が割かれて、人物の掘り下げが散漫化している点も海外展開においてマイナス要因です」

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