「美女を集めて爆音でDJパーティー」 GMO熊谷代表の「迷惑行為」に住民は怒りの声 「ヘリの轟音で妻はノイローゼに」
【全2回(前編/後編)の前編】
GMOの熊谷正寿代表(63)はダイヤルQ2事業から身を起こし、企業買収によって規模を拡大した。150社を超えるグループの時価総額は1兆円以上。だが、飽くなき拡大路線が裏目に出て足をすくわれた。会見で涙も見せたワンマン経営者。その「真の顔」に迫る。
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【写真を見る】「まるで映画の世界」 クルーザーを横付けできるGMOの迎賓館 100億円超えのプライベートジェットも
神奈川県横須賀市佐島。相模湾を望むマリンリゾートの海沿いに、ひときわ目立つ白亜の建物がある。GMO所有の迎賓館「GMOマリーナ&スパ佐島」だ。地上3階建て。リビングは2階まで吹き抜けで、大きな窓の向こうには屋外プールと青い海。船舶を繋留できる桟橋も隣接している。
熊谷代表はここにヘリで向かう。しかも自ら操縦桿(かん)を握り、近隣のヘリポートに降り立つ。住民は発着時の騒音に眉をひそめるが、熊谷氏は気にも留めていないのか。騒々しい音楽が鳴り響く迎賓館で客らに酒を振る舞い、満足げな笑みを浮かべるのが常だという。
「航空機及び船舶の利用」として年間3億5800万円も支出
だが11月2日、記者会見に臨んだ熊谷氏の面持ちは一転して神妙だった。今回の情報流出を招いたシステムの脆弱(ぜいじゃく)性が2年前には判明していた件について、
「専門家からシステム上の課題の指摘を受けていたことも事実です」
と陳謝。会見半ばには涙ぐむ場面すらあった。
経済部デスクが言う。
「GMOの2025年12月期の連結決算は17期連続増収で売上高2856億円、営業利益も過去最高の571億円を記録しました。業績は好調ですが、じつは株主総会での熊谷氏の信認率は5割台と低い。株主からガバナンスを疑問視する声も上がっていたのです。香港のアクティビスト・ファンドが“熊谷氏のプライベートジェットの燃料費を会社が負担しているのはおかしい”などと問題提起したこともあります」
25年12月期の有価証券報告書によれば、GMOは熊谷氏の資産管理会社に「航空機及び船舶の利用」として年間3億5800万円もの巨費を支出している。
「熊谷氏は“仕事で使っているのだから、会社が負担するのが筋”と主張しています。が、公私の線引きは曖昧です」(同)
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