鈴木幹事長の「大予言」を「大失言」にしなかった野党の「功労者」は 衆院議員の定数「31減」がスンナリ固まった背景

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それでも懸念材料は

 3党の幹事長が署名した合意文書には、比例代表の議席配分について現在の「ドント式」から、得票数の少ない政党がより議席を得やすい「修正サン・ラグ式」に変更すること、複数の政党による統一名簿の作成を可能とすること、中国ブロックと四国ブロックを統合し、全国10ブロックとすることなどを盛り込んだ。

「国民民主の賛成を取り付けられるなら参院における少数与党の問題もクリアできますから、基本的には『31減』で成立しそうな空気です。自民側で実務を担った鈴木馨祐元法相が汗をかき、国民民主の榛葉賀津也幹事長と古川元久代表代行兼国会対策委員長とうまく落としどころを見つけたということだと思います」(同)

 それでも与党内では懸念材料として警戒対象があるようで、

「国民民主の玉木雄一郎代表ですね。ちゃぶ台返しと言うか条件闘争を持ち掛ける可能性は否定できないということのようです」

 実のところ定数削減については、国民の支持が高いかは微妙なところ。そもそも「修正サン・ラグ式」などという言葉自体初耳という人が大半だ。

 安易に与党を支援したとの批判をある程度浴びるのは玉木氏としては想定の範囲内だろうが、国民民主にとってプラスになるかは怪しいところである。今回の削減で維新がそれなりの存在感を見せたのは間違いないだけに、玉木氏が党の代表として存在感を見せられないままというのも受け入れがたいところではあるだろう。

デイリー新潮編集部

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