「着ぐるみ」姿で女児にハグする不届き者も…「ハロウィン」イベントでの迷惑行為にコスプレイヤーからも「周囲に不快感を与えないのが最低限のマナー」

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公式と周囲への気配りが大事

 さくらさんは、「コスプレを多くの人が楽しむようになったからこそ、ちょっとした気遣いと周囲への気配りが大切」と説き、このように続ける。

「着ぐるみの場合、“公式”と間違われないようにすることはかなり大切かなと。着ぐるみは出来が良いと公式と間違われやすいんですよ。そういった事情を知らないお子さんが寄ってきたりしますし、もし不審な行動をとったら公式に大変な迷惑がかかりますよね。

 どんなコスプレにも言えることですが、公式への配慮と、周囲の目に気を付けながら行動するのが大事なのかなと。思います」

 元は女装男子のアイドルグループにも所属していた経験から、人からどのように見られているのか、常に気を配るというさくらさん。

 女装をする上でも「周囲に不快感を与えないように振る舞うのは最低限のマナー」と語り、「そのうえでかわいさを追求していき、自分で自分のことが好きになれるようなかわいさを常に意識しています」とのことである。

迷惑カメラマンにも要注意

 ハロウィン当日は一種のお祭り気分になり、無礼講的な雰囲気が生まれる。そのためだろうか、渋谷や、池袋のコスプレイベントでも露出度の高い服装をする女性を見かけることがある。特にソーシャルゲームには極端なほど肌の露出割合が高いキャラクターも多く、そういった衣装をまとったコスプレイヤーを狙った“カメラマン”も出没しやすい。

 同人誌即売会ではたまにカメラマンが問題を起こすことがあるとはいえ、一定の規律が取れているとみていい。だが、不特定多数が集まる渋谷界隈のハロウィンなどは完全に無法地帯であり、事実上のやりたい放題になっている。例えば、学校の制服を着て渋谷を訪れた女子高校生を、ここぞとばかりに狙って盗撮するカメラマンもいると聞く。

 本来であれば、子供から大人まで楽しめる文化であるハロウィン。「コスプレするイベントではない」と批判する人もいるが、海外の文化をアレンジして取り入れることはいかにも日本らしいといえる。それに、こういったわいわい楽しめる日が年に1日くらいあってもいいのではないか……と筆者は思うのであるが、どうだろうか。

 せっかく定着しつつある文化をガチガチに規制してしまったら衰退するだろうし、それは残念なことだ。コスプレをする人も、またそれを見て楽しむ人も自重したうえで、羽目を外し過ぎない程度に楽しみたいものである。