巨人が「14年間も日本一になれない」スカウティング以外の“深刻な理由”…「巨人が参考にすべきは野村克也氏の改革」と元巨人4番が指摘

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 前編【巨人「3年連続CS敗退」の責任は誰にあるのか 元巨人4番は「ファンの猛烈なブーイングは橋上監督代行や選手ではなく、フロントに向けられるべき」】からの続き──。セ・リーグ2位の巨人は3位のDeNAとCS(クライマックスシリーズ)のファーストステージで対戦した。しかしホームの東京ドームで開催されたにもかかわらず、2連敗という屈辱的な結果に終わった。敗退が決まると首脳陣や選手はファンに挨拶したが、かなりの巨人ファンがブーイングを浴びせた。(前後編の後編)

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 野球解説者の広澤克実氏は、ヤクルト、巨人、阪神でプレー。3球団で4番を務めた経験を持ち、巨人には1995年から99年まで在籍した。

 その広澤氏は首脳陣や選手は「よく頑張った」と評価し、フロントは「敗因」と厳しく指摘する。

「優勝した阪神のスタメンと巨人のスタメンを比べれば、フロントに大きな責任があるのは明らかです。ドラフトに確たる“方針”が感じられないのはスカウティングに問題があるからでしょう。おまけに、せっかく3軍制を運用しているにもかかわらず、育成が充分な成果を出しているとは言えません。つまり巨人は練習場や3軍制といった“ハード”は整備されているかもしれませんが、指導という“ソフト”に弱点があると分かります。本当にチームを再建しようと思えば最低でも数年の時間が必要です。とはいえ、その間、手をこまねいていいはずもありません。フロントが急いで着手する必要があるのはコーチ陣の再編です」(同・広澤氏)

 巨人再建について考えると、広澤氏は2011年にカンボジア代表のコーチに就任した時のことを思い出すという。

「現地を訪れると驚いたのは、野球場などの“ハード”はかなり整備されていたことでした。そしてカンボジアの野球関係者は“ソフト”の不足を理解しており、私たちに『選手の指導法を教えてほしい』と頼んできたのです」

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