「やる気!元気!」から20余年…80歳の井脇ノブ子が明かす「ピンクのスーツは“女らしさ”のためじゃない」

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「私が死んだあとの日本が心配だからね」

「これ、聞いてみてよ。知り合いの大学教授が作ってくれたんだ。私の人生をロックにしたんだって」

 シニア向けスマートフォンでYouTubeを開き、聞かせてくれたのは音楽生成AIで作られた楽曲、その名も『井脇ノブ子 海から生まれた光』だ。

 流れてきたメロディと、つらかった過去や歩んできた道のりを描いた歌詞に、井脇さんは涙をにじませる。

「小さい頃から、88歳まで生きると決めとる。それまで、世のため人のために頑張るつもりや。私が死んだあとの日本が心配だからね。まだまだ元気でおらんと」

 かつては体重80キロあったという体は、以前より小さくなった。しかし、「やる気」も「元気」も変わらない「井脇」は健在だ。

 後編記事【「高市さんは、もうちょっと横の人に相談したらいい」80歳井脇ノブ子さんが語る、女性政治家への“期待”と“注文”】では、いまだ尽きることのない教育への思い、2005年の出馬の経緯、そして高市早苗首相ら現役の女性政治家たちへのエールと注文を語ってもらう。

井脇ノブ子(いわき・のぶこ)
1946年2月11日、大分県生まれ。別府大学卒業、拓殖大学大学院修了。20代で「少年の船」を始め、約45年にわたって子どもたちを海外へ引率。静岡と和歌山に高校を設立するなど、教育に力を注いだ。国政選挙への挑戦を重ね、2005年の衆院選に自民党公認で出馬して比例復活で初当選(1期)。衆議院文部科学委員会の委員として教育基本法の改正に取り組んだ。2009年に落選、2014年に政界を引退。一般社団法人新美術協会特別顧問。同団体が主催する公募展「新美術展」において、自身も画家として絵画を出品・発表している。

取材・文/木原みぎわ

デイリー新潮編集部

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