「たとえ息子が死に至ることがあっても、輸血は…」 「エホバの証人」トラックに轢かれた10歳の少年は、「助かるはずの命」をなぜ落としたのか 病院に駆け付けた父親の驚くべき第一声とは【1985年「輸血拒否」事件】
この9月に、宗教団体「エホバの証人」で“大きな動き”があったことが報じられ、話題となった。
「エホバの証人」は1870年代にアメリカで始まったキリスト教系の新宗教である。本部はニューヨークにあり、日本では1953年に宗教法人として認証された。正式名称を「ものみの塔聖書冊子協会」という。信者が駅などで「ものみの塔」「目覚めよ!」といった名の冊子を配っている姿を見たことがある向きも少なくないだろう。国内での信者数は約21万人という。
同団体は、世俗とは相いれない厳格な倫理規範を持つことで知られるが、その最たるものが、輸血を拒否する教義を持つ点だ。...

