バブリーダンスから9年、伊原六花「苦労しかなかった」 “何も持っていない自分”から連ドラ主演まで
ドラマ「小麦とバターと復讐と」
2026年10月期のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「小麦とバターと復讐と」に主演する伊原六花(27)。演じるのは、すべてを失った瞬間に2年前へと巻き戻り、“2度目の人生”を歩み直すパン教室の先生だ。伊原自身は、登美丘高校時代の「バブリーダンス」で一躍、時の人となってから9年。“シンデレラガール”のような道のりかと思いきや、人知れぬ苦労もあったという。芝居と出会い、続けてきた日々を振り返ってもらった。【大宮高史/ライター】
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実は私、飽き性なんです。昔からいろいろなことに興味は持つのですが、なかなか長続きしなくて。子供の頃に、テニスや習字、水泳などを同じ時期に始めてみたこともありました。でも、なんとなくできるようになると満足して、結局どれもやめてしまって……。
今年で「バブリーダンス」の頃から数えて、もう9年。芝居というお仕事をここまで続けてこられたこと自体が、驚きです。
高校時代、これといった将来の夢を持っていませんでした。ただダンスがとにかく好きだったので、ダンスを活かして舞台に立ち続けるか、ダンスの先生になろうかな、くらいに考えていて、大学に進学するつもりだったんです。
そんな時に今の事務所にスカウトしていただいて、お芝居という新しい選択肢を広げてもらいました。
でも、いざこの芸能界という場所に飛び込んでみると、苦労しかなかったです。外から見ると華やかですが、周りはみんな「芸」を持っているプロフェッショナルな方ばかり。
ダンスを少しやってきただけの普通の女子高生だった私にとって、人よりちょっと何かができる程度では、何の武器にもなりませんでした。お芝居の知識もゼロ。最初の頃は本当に「何も持っていない自分」を突きつけられる毎日でした。
それでも、卑下したり腐ったりせずにいられたのは、本当に恵まれた「出会い」があったからです。何もわからない私に、優しく、親身になって芝居を教えてくださる演出家や監督、そして温かく引っ張ってくださる役者の先輩方のおかげです。
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