「会議中に失神」「歩行困難」は本当か? 「習近平」国家主席に暗雲「健康不安説」 「顔色はうす暗く、むくんでいるように…」 これまでにも2度の「脳梗塞」情報が

国際 中国

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 先の訪米でトランプ大統領から歓待され、改めて世界に存在感を誇示した中国の最高指導者、習近平国家主席(73)。しかし、その裏で健康不安説が浮上している。今月13日、インドでの国際会議終了後、習主席は晩さん会をキャンセルし急遽、帰国。その10日後の23日、米中首脳会談のためワシントンに姿を現すまでの動静は不明だ。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は「体調不良」が原因と報じている。2012年に最高指導者となって以来、習氏の健康不安説が取りざたされるのは3回目。来年秋の中国共産党大会での「党総書記4選」は確実視されているだけに、健康状態は中国情勢のみならず、国際情勢にも大きな影響を与えるのは確実だ。

【相馬勝/ジャーナリスト】

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Is it OK?

 「Is it OK?」―。インドのナランドラ・モディ首相は今月13日、ニューデリーでのBRICS首脳会議での開会演説で、左隣りに座っていた習氏が目をつむり、頭を傾けている様子を心配してそう発した。それも一度だけではなく、ほぼ数秒ごとに3度も同じ言葉をかけている。習氏の具合が非常に悪いと思ったに違いない。

 場内の出席者らも習氏の方に目を凝らすなど、ただならぬ雰囲気が会場を包むなか、側近らが駆け寄って話しかけると、習氏がうなずいている様子も垣間見えた。これはインドの国有放送が共有した動画や現場で取材していた報道関係者らの話を総合したものだ。

10日間動静不明

 習氏は会議終了と同時に会場を離れ、予定されていた各国首脳らによる晩さん会を急遽、キャンセルし帰国の途に就いた。その後、習氏が北京に到着した模様は中国では報じられていない。習氏が国際会議から帰国した際、通常ならば、中央テレビ局など中国の報道機関は空港に降り立った代表団の模様を報道するのだが、今回はなかった。

 習氏がインド訪問のその次に姿を現したのは、10日後の23日午後で、北京の空港からワシントンに向けて飛び立った際のものだが、それまでの10日間の習氏の動静は不明だ。

 これについて、9月18日付の米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、

「中国の習近平国家主席は今月13日、インドで開催されたBRICS首脳会議に出席したが、各国首脳らとの晩餐会を欠席し、急きょ中国に帰国した。事情に詳しい複数の関係者によると、これは体調不良によるものだった。訪米を数日後に控える中、同氏の健康状態を巡る臆測が広がっている」

 と報じている。

会議中に失神!?

 また、同17日付の独立系オンラインニュースメディア「シンガポール・インデペンデント紙」は、

「SNSでは、習近平が日曜日(13日)にデリーで開催された晩さん会を欠席したのは、病気のため急いで中国に帰国しなければならなかったのではないかという憶測で盛り上がっている。習近平氏は7年ぶりにインドを訪れ、第18回BRICS首脳会議に出席したが、9月13日に世界の首脳らより先に帰国した。彼は中国に帰国して以来公の場に姿を見せておらず、うわさをさらに煽っている」

 とも伝えた。

 シンガポール経営大学のヘンリー・ガオ法学部教授は同紙に対して、「最近の中国をめぐるうわさを『単なるうわさ』(であり、真実でない)として片付ける者は、中国の歴史を学び直す必要がある」とも指摘する。ガオ教授は、うわさが「適切な人物の手に渡れば、政治的な武器になり得る」とも語っており、健康不安説の一定の信憑性と、それが流布することの重要性について強調している。

 また、中国国内では非合法の政治組織「中国民主党」の主席を務める謝万軍氏は14日、拠点を置く米国でXに投稿し、「習主席がBRICS首脳会議中に失神し、緊急治療のため中国に空路搬送された」と主張。謝氏は、習主席が重度の脳梗塞を発症したものの、デリーでの治療を拒否したと主張。中国に到着後、北京の「301病院(中国人民解放軍総医院)」に搬送されたとしている。謝氏は続けて、「(インド発の)飛行機に搭乗する際、習近平氏は歩行が困難な様子で足元が危うく、体が何度も左に傾いていた」とも指摘している。

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