「1日にたばこ50本、日本酒は1升」 胃がんでキャリアが暗転してからの復活…没後11年の塩川正十郎財務相の秘話
2001年に発足した小泉純一郎内閣。財務相という要職に小泉首相が塩川正十郎氏を起用したことはサプライズ人事だと政治記者に受け止められた。だが、予期せぬサプライズのほんの始まりにすぎなかった。就任会見に現れた塩川氏は、柔らかな大阪弁で飄々と話し始め、延々と質問を続ける記者に「もう、よろしいやろ」とやんわり告げて「ふぉふぉふぉ」と笑うのだった。
この会見でのとぼけた姿が、ふだん政治に関心を向けない人々の心に突き刺さった。“面白いお爺ちゃん”“癒される”などと即座に注目され、「塩爺」の愛称がついて一大ブームを呼んだ。...

