「海鳥をアザラシの皮に詰め、発酵」 世界一臭い食品を食べ、犬ぞりを操り… 「エスキモーになった日本人」大島育雄さんの型破りな生涯

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 厳しい自然や人跡未踏のルートに挑む冒険家や探検家はいる。困難な目標を達成したにせよ、捲土重来を期すにせよ、彼らのほとんどはその地を去っていく。大島育雄さんは1972年、登山の事前調査のため、単身でグリーンランド最北の村に入ったのがきっかけで、ほどなくその地に根を下ろした稀有な人物である。極地の過酷な自然のなか、伝統的な犬ぞり狩猟を体得し、妻をめとって5児を授かり、狩猟で家族を養うこと半世紀余り。大島さんは9月8日、グリーンランドで79年の生涯を閉じた。現地を訪れる日本の冒険家や研究者を支えたばかりではない。...

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