約11億円が“未払い”の選手も…「リブゴルフ」が連邦破産法11条申請 再建のカギを握るのは債権者となった選手たちの決断
チャプター11脱却の目安は120日以内
再建を目指すリブゴルフがこれから辿るのは、こんなステップになると見られている。
まず、債務返済と再建計画の策定中も事業を継続するためのDIPファイナンス(事業継続資金)として、PIFがリブゴルフに4960万ドル(約77億3800万円)を融資する。
リブゴルフは作成した計画を裁判所に提出。承認が得られれば、BCパートナーズと共同投資家から総額3億ドル(約468億円)の投資を受けることができ、再建に向かって動き出すことができる。
オニールCEOは、このステップを順次踏んでいくことに自信と意欲を示している様子である。公式発表では、合意された再建手続きの日程に沿って申請から120日以内にチャプター11から脱却し、株の過半数を選手が保有するという新たな体制でスタートする意向を示した。
しかし、その行く手にはさまざまな難問が山積している。
債権者となった選手たちとの交渉
米ゴルフダイジェストによると、まずリブゴルフがBCパートナーズなどから再建資金の提供を受けるためには、いくつかの条件を期限内に満たす必要があるとのこと。
その中で最も重要かつ最も難関な条件は、チャプター11申請から35日以内、つまり10月13日までに、未払い金により債権者となった選手の少なくとも半数と再建支援契約(RSA)を締結することである。加えて、その選手たちの合計債権額が全選手の債権総額の3分の2以上でなければならない。
リブゴルフは取引業者に対してのみならず、選手に対する未払い金もかさんでいることが明らかになっている。
現在のリブゴルフの資産は1億ドルから5億ドル(約156億円から約780億円)と見られているが、負債額は5億ドルから10億ドル(約1560億円)。1000人から5000人とされる債権者のリストのトップ30には14の選手名が記されている。
米紙USA TODAYによると、筆頭はジョン・ラームで債権額は約740万ドル(約11億5000万円)、ブライソン・デシャンボーは約580万ドル(約9億500万円)、ダスティン・ジョンソンは約550万ドル(約8億5800万円)、キャメロン・スミスは約480万ドル(約7億4900万円)。すでにリブゴルフから離脱したブルックス・ケプカも約170万ドル(約2億6500万円)の未払い金があることがわかった。
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