頭に当たり脳挫傷、背中に無数の黒い痣…真っ暗闇に“新幹線の速さ”で噴石が降り注いだ「御嶽山噴火」 生死を分けた一瞬の判断
戦後最悪の噴火災害
秋の行楽シーズンといえば、主役は山。山歩きから本格的な登山まで、その場で受ける爽快感は何ものにも代えがたい。だが、近年は山での遭難や事故のニュースが増加の一途にあることも事実だ。体力の過信や下調べなしの軽装備などは「ありえないこと」と、改めて認識する必要がある。加えて、自然現象による災害も忘れてはならない。
2014(平成26)年9月27日午前11時52分、長野と岐阜の県境に位置する御岳山で突然の水蒸気噴火が発生した。推定噴煙高度は火口から最大7000メートル、推定噴出物は噴火当日だけで約50万トン。...

