LINEのやり取りは“午前11時から19時”…現役ヤクザが明らかに怪しい“ロマンス詐欺”にカネを騙し取られるまで 「俺がヤクザだってことで迷惑をかけるんじゃないかと悩んでいた」

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犯行ツールのトップはマッチングアプリ

 警察庁によると、令和7年のSNS型ロマンス詐欺被害件数は5600件以上で、令和8年上半期だけでもすでに3000件以上にも上っている。そして、その犯行ツールのトップはマッチングアプリとなっている。

 その犯人は、海外の特殊詐欺犯や海外に拠点を持つトクリュウであったり、一部の暴力団員と関係した国内のトクリュウであったりする場合が多い。そして、Aさんは、現在、特殊詐欺犯とトクリュウに対して大きな怒りを持っている。

「マッチングアプリで人を騙す奴は絶対に許せん! 男の純情を弄ぶような連中は断じて許せん! サツで間に合わねぇんならヤクザが潰しに行くしかねぇだろッ!」

 と、現役暴力団員のAさんは、正体不明のトクリュウ退治について骨の髄まで覚悟を決めている。Aさん曰く「ライフワークにしてもいい」とのこと。

 その手段が合法的なのか違法行為でなのかはよくわからないが、特殊詐欺犯やトクリュウのことが大嫌いな現役暴力団員がいることをここに紹介しておく。

 前編【まさにリアル「ラヴ上等」…現役ヤクザがマチアプで“仙台在住の女性デザイナー(28)”との純愛にハマるまで 「独立資金が300万円足りないの…」への驚きの反応】では、Aさんに狙いを定めた玲葉が、言葉巧みにLINEに誘導するなど、その詐欺テクニックを詳細に報じている──。

藤原良(ふじわら・りょう)
作家・ノンフィクションライター。週刊誌や月刊誌等で、マンガ原作やアウトロー記事を多数執筆。万物斉同の精神で取材や執筆にあたり、主にアウトロー分野のライターとして定評がある。著書に『山口組対山口組』、『M資金 欲望の地下資産』、『山口組東京進出第一号 「西」からひとりで来た男』、『闇バイトの歴史 「名前のない犯罪」の系譜』(以上、太田出版)など。

デイリー新潮編集部

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