阪神7連敗より“お粗末”な巨人、3連敗で首位奪還を逃すとは…相変わらず打線には疑問アリ 丸と坂本をいまスタメンで使わずいつ使うのか【柴田勲のコラム】

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相手が嫌がる選手をスタメン起用すべき

 打線をだれが組んでいるのか知らない。相手投手との相性やデータ、その日の調子か。いずれにせよ、最終決定は橋上秀樹監督代行が下す。

 自軍の都合や考えよりも相手の立場に立つことも必要だ。どんな打線を組んだら対戦相手が嫌がるのか。浦田がケガをして登録を抹消された。どうするかだが基本的には、

 1番・浦田俊輔、2番・松本剛、3番・泉口友汰、4番・ダルベック、5番・大城卓三、6番・丸佳浩、7番・坂本勇人、8番・佐々木俊輔。

 12日の阪神戦に勝てたのは丸、坂本がスタメンでプレッシャーをかけたのも勝因の1つだと思う。

 残り12試合、丸と坂本を全部スタメンで起用するのも手だ。2人には苦しい戦いをしのいできた経験がある。打つ、打たないではない。相手が嫌がる。この2人をいま使わず、どこで使うのか。

10勝2敗のつもりで戦うべし

 チーム防御率2.89は阪神の2.86に次ぐ2位だ。2得点では勝てない。3点でいい勝負、4点取れば勝利の境目だ。

 投手陣が踏ん張り、打線につながりが出ればまだまだいける。

 18日からは東京Dに中日を迎えての2連戦、そしてヤクルト戦だ。中日は阪神を3タテして上り調子だ。油断したら足をすくわれる。1勝1敗ではダメ、連勝でいくしかない。

 残り12試合、全勝とは言わない。10勝2敗でいくつもりで戦ってほしい。

 最後まで頑張れ。

(記録などは17日現在)

柴田 勲(しばた・いさお)
1944年2月8日生まれ。神奈川県・横浜市出身。法政二高時代はエースで5番。60年夏、61年センバツで甲子園連覇を達成し、62年に巨人に投手で入団。外野手転向後は甘いマスクと赤い手袋をトレードマークに俊足堅守の日本人初スイッチヒッターとして巨人のV9を支えた。主に1番を任され、盗塁王6回、通算579盗塁はNPB歴代3位でセ・リーグ記録。80年の巨人在籍中に2000本安打を達成した。入団当初の背番号は「12」だったが、70年から「7」に変更、王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」とともに野球ファン憧れの番号となった。現在、日本プロ野球名球会理事を務める。

デイリー新潮編集部

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