「刑事告訴されているから謝れない」…辺野古転覆事故「同志社国際高校」が説明会で見せた“自己保身”と保護者の不信 「準備してきた回答をひたすら読み上げるだけだった」
グダグダの進行
会の数日前に教師が亡くなったことについてのアナウンスもあったものの、黙祷がなされたのみ。「週刊新潮」2026年9月10日号の取材によれば、この教師は、責任を痛感し、周囲には「自分のせいだ」「ご遺族に申し訳ない」と漏らしていたという。精神的な疲労が重なり、校長に休職を願い出たものの、引き留められたとの証言も。その末の悲劇であったのだが、遺族の要望があったとのことで、詳細は伏せられた。
また、西田前校長に関しては、事故直後に沖縄を訪れた際、玉城デニー知事(当時)と会談。この時、「今後も訪問し、研修を継続させていきたい」と述べたことが問題視されていたが、
「これに対する質問も出ました。“なぜ会ったのか”“発言の意図は?”と聞かれ、“不適切だった”と答えていましたが、批判の声が上がっていましたね」(前出・ボートに乗船した生徒の保護者)
通り一遍の回答の連続に、「ストレスがたまる…」といった苛立ちをにじませる言葉が会場では度々上がっていたという。
「歯切れは悪く、回答を読み上げるペースもゆっくり。進行はダラダラしていましたし、スクリーンに質疑応答の資料が映らないこともあり、“プリントを配れよ”との声も会場に飛び交っていました。とにかく進行がグダグダで、余計に時間がかかってしまっていた」(同)
子どもを人質に…
結局、会が終了したのは22時半過ぎ。開始から6時間半が過ぎていた。
「22時頃には、質疑がまだ続いているのに、新校長が“あと10分で電気が消えるので…”と会を終わらせようとしたんです。参加者から“本当に消えるんですか?”と疑問の声が上がり、確認したところ空調は消えるが、電気は消えないということがわかりました。早く終わらせたいという姿勢が見え見えでしたね」(前出・ボートに乗っていた生徒の母親)
不信感を募らせるだけの結果に終わった説明会だった。
保護者たちの怒りは増すばかりだが、一方で、それをストレートに伝えられない“事情”もあるという。
「本当は、こんな学校に子どもを預けていてよいのか不安ですが、私たちは文句を言えない構図があるんです。推薦入試を希望しており、内申点を握られていますからね。学校に面倒くさい親だと思われて、それが影響するのは絶対に避けたい。正直、学校に子どもを人質に取られている気分です……」(冒頭の保護者)
解決への道は、まだまだ遠そうである。
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