やっぱり空中分解の「中道」、議員1人残して“12億円受け取り”に怒りの声…共産党が「野党第1党」に躍り出る“野党崩壊”の末期症状
中道が“炎上”している──。中道改革連合は9日、所属議員が立憲民主党系と公明党系に分かれた後、党の精算手続きを進めていくことを決めた。ところが、である。解散するはずの中道には、立民系議員が1人だけ残るのだという。なぜなら政党交付金の残額11億7000万円を受け取るためだ。もちろん交付金の原資が私たちの税金であることは言うまでもない。(前後編の前編)
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会見で記者が「事実上解体した政党が交付金の満額を受け取ることになる。税金の使い道として国民の理解を得られると思うのか?」と質問したのは当然だろう。しかも、この質問に対する小川淳也代表の回答も物議を醸した。
小川代表は「逆のお尋ねですが、総選挙の支払いを、ざっと言えば10億円余り踏み倒していいのかというご質問であれば、答えはノーだろうと思います」と答えたのだ。
たった1人の国会議員が受け取る11・7億円の交付金は、2月の衆院選で発生した民間業者などへの支払、つまり“借金返済”に充てるというのだ。
税金の使い道として適切ではないという真っ当な指摘だけでなく、小川代表のまるで開き直ったかのような言い方もあって、ネット上では批判が次から次へと殺到した。
Xでは「逆ギレ」、「詭弁」、「盗っ人猛々しい」、「税金横領」……といった投稿が相次いだ。「立民と公明に戻った衆議院議員が、自分たちの議員歳費などから費用を出し合って、分割でもして返済すべきだ」という意見も“正論”と受け止められて拡散した。
国会議員の年収は歳費と期末手当を足すと2000万円くらいになる。中道という政党は解散するが、離党者は中道という名前の統一会派を作る予定だ。
野党に絶望した有権者
会派に参加する衆議院議員は立民系が21人、公明系が28人となる予定で、合計すると49人。彼らの“年収”を単純計算すると合計9億8000万円に上る。他にも調査研究広報滞在費や立法事務費なども税金から支払われている。
果たして“元中道”の衆議院議員が協力して返済できない額の借金なのか、これも有権者の間で議論になるかもしれない。担当記者が言う。
「中道に多くの批判が集まっているのは事実です。ただし、今回の解党で中道に愛想を尽かしたというよりも、もともと有権者の間では野党に対する絶望が広がっていました。そのため中道一党の問題では収まらず、『本当に野党はどうしようもない』という“嘆息”が拡散しているのは重要だと思います。中道の解党方法に多くの有権者が怒ったことにより、それが“野党崩壊”もしくは“野党消滅”に発展していくと見るべきではないでしょうか。改めて時系列を追ってみると、注目すべきは7月から8月にかけて、高市内閣の支持率が下落した時です。原因は皇室典範の改正だと見られています」
国民の素朴な感覚として「愛子さまが天皇に即位してほしい」という願いがある。新聞各社の世論調査でも「女性天皇に賛成」という回答は最低でも7割と過半数を超え、社によっては9割に達した調査もあった。
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