沖縄での「修学旅行生の平和学習」は過激化している! 「生徒に犯罪教唆するような内容が…」 遺骨収集活動では「ヤラセ疑惑まで」
【全2回(前編/後編)の前編】
正義は暴走するという……。死亡者が出た辺野古ボート事故によって、「平和学習」の美名の下で危険な“教育”が行われていたことが明るみに出たわけだが、問題は他にもあるようだ。平和学習と関わりがある人物に、“ヤラセ疑惑”がささやかれているというのだ。【窪田順生/ノンフィクション・ライター】
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【写真を見る】ヤラセ疑惑に「何が問題なんでしょうか?」 遺骨収集のカリスマ・具志堅氏
基地反対運動の抗議船に乗船させることは政治的中立性に違反しており「平和学習」ではない――。
文科省によって戦後初の教育基本法違反に認定された同志社国際高校の「辺野古ボートコース」。亡くなった武石知華(ともか)さん(17)の遺族も、
〈どちらか偏った情報を一方的にインプットされるのであれば、それはもはや「平和教育」ではありません〉(4月5日のnote)
と厳しく批判しており、このような“偏向教育”が導入された経緯などの検証を学校に求めている。
しかし、これは「氷山の一角」に過ぎない。実は沖縄では、特定の政治信条の人々が、偏った思想教育を施してしまう「やり過ぎ平和学習」の問題がかねてより指摘されているのだ。
「教育どころか立派な犯罪教唆」
9月6日に『辺野古沖 抗議船転覆事故と沖縄「平和運動」の闇』(扶桑社)を上梓した地元のラジオパーソナリティー・手登根(てどこん)安則氏(63)は言う。
「もともと辺野古の反対運動は、主に内地の労働組合や生協の人たちが見学に来ていたのですが、15年ほど前に教職員組合の先生たちが視察に訪れたことで修学旅行の生徒が一気に増えたんですよ」
当初は、武石さんと共に事故で亡くなった金井創牧師のような人々が生徒たちに反対活動について話をする、というシンプルなものだったが次第に「過激化」していく。
「横断幕やリボンに“NO BASE”などと子どもたちにメッセージを書かせて、基地のフェンスまで行ってそれを貼らせるようになったんです。これを後ろで見ている教師は“平和について理解が深まった”などとご満悦ですが、これは教育どころか立派な犯罪教唆です」(同)
相手が米軍だろうが、フェンスに勝手に横断幕などを取り付けることは「違法」だ。実際、「物を取り付けたり貼り付ける行為」を警察へ通報する、とフェンスに警告板が掲げられている基地もある。
「しかも、このフェンスに取り付けられる、横断幕やリボンの中にはガラスの破片を付着させたり、有刺鉄線を巻き付けたりしているケースもあります。普天間基地周辺のフェンスを清掃していた人がけがをしたこともあります」(同)
では、なぜ最初は「話を聞く」という穏健な平和学習が“フェンス抗議”や“抗議船ツアー”という過激な方向へとエスカレートしていったのか。
「話をするだけだと子どもたちに飽きられてしまうので“インパクトの強い体験”を前面に押し出したのでしょう。反基地運動を盛り上げたい彼らなりの企業努力ですよ」(同)
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