AIの発展で「薬物中毒者」が増える? ビル・ゲイツは「人間専用の仕事が必要」と主張
イギリスの産業革命は社会を豊かにしただけではない。インドでは綿織物産業が壊滅的な打撃を受け、大量の失業者と餓死者を生み出した。米マイクロソフトの共同創業者、ビル・ゲイツ氏(70)が来たるべきAI時代が破壊的な影響を及ぼすと警告したのは、この悲劇が念頭にあったのだろうか。
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投稿が載ったのは8月26日、ゲイツ氏の公式ウェブサイトとして知られる「ゲイツノート」上だ。
〈激動のAI時代が到来した。いま私たちが下す選択は極めて重要だ。良い面が悪い面を上回るようにするための計画が必要だ〉
そう題した文章は、人類がAI時代へ移る備えができていないとの指摘から始まる。すでにAIが応用されているソフトウェアや顧客サービスだけでなく、これまで思ってもいない分野にもAIが浸透し、雇用が打撃を受けると警告しているのだ。
〈肉体労働も影響を受けるでしょう。ロボットはAIほど進歩していませんが、いずれはコストも劇的に低下するでしょう。(中略)私は、今世紀末までには「スマート」ロボットが、例えば建設業や接客業など、一部の肉体労働において人間と競合し始めるだろうと考えています〉
さらに、こんな研究結果も示している。
〈地域社会の失業率が高い場合、その影響は広範囲に及ぶ可能性があります。研究によると、米国の一部地域では、工場の閉鎖がオピオイド過剰摂取による死亡者数の増加につながっていることが示唆されています〉
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