FA市場で「鈴木誠也」株価沸騰中…注目選手ランキングで5位に入った理由「打てる外野手を探している球団は多い」
FA有力選手の上位5位
シカゴ・カブスの鈴木誠也(32)の評価が急上昇している。ペナントレース終盤戦に入って調子を上げてきたせいもあるが、派手さやインパクトの強さはないものの、確実に計算できる打撃力が見直されたようだ。公式サイト「MLB.com」は、早くも今オフのフリーエージェント市場に出ると予想される選手のランキング表を発表。その中で鈴木はトップ5入りを果たしている。
【写真】鈴木誠也の快進撃を支える“元新体操日本代表”美人妻・畠山愛理さん(30)。Instagramに登場するたび話題に
「強打の外野手が少ないせいもあります。打てる外野手の補強を考えているチームなら、鈴木に興味を持つのは当然です」(米国人ライター)
ランキング表によれば、1位はやはりタリク・スクーバル(29)だった。MLB最強左腕は、今シーズンのトレード・デッドライン直前の8月2日にロサンゼルス・ドジャースに移籍したが、4億ドル(約600億円)規模の大型契約を目指しているとされ、その去就が注目されている。
「スクーバルの奥さんは大手会計法人事務所に勤務し、商科大学院に入り直して公認会計士の資格も取得した才女です。代理人は敏腕で知られるスコット・ボラス氏(73)。ドジャースが残留交渉を進めるとしても、金銭面で折り合いがつくまで大変な時間が掛かると予想されています」(現地記者)
そのドジャースだが、昨年オフに「打てる外野手」として獲得したカイル・タッカー(29)が打撃不振に苦しんでいる。レフトのテオスカー・ヘルナンデス(33)も打撃不振になった時期があり、今オフの補強ポイントにも「外野手」が挙がっている。同ランキングの3位に入ったシアトル・マリナーズのランディ・アロザレーナ(31)か、鈴木のどちらかを獲りに行くのでは、と予想されている。
「ランキング表の4位はニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニア(28)でした。昨季、『30-30(本塁打、盗塁が30以上)』を達成した内野手です。彼自身は1億ドル(約150億円)規模の契約でヤンキースに残りたいようですが、性格が個性的というか、エキセントリックな言動や奇行も目立つ選手なので、ブライアン・キャッシュマンGM(59)は積極的な交渉はしていないようです。ドジャースは来季37歳になる正三塁手のマックス・マンシーの後継者を探しているので、サードも守れるチザムにも興味を示していると聞いています」(前出・同)
スクーバル、アロザレーナ、鈴木……ランキング表の上位5傑に入った3人を、ドジャースが“かっさらう”可能性もある。
OPSが8割超え
実はこれまで、カブス内における鈴木の評価は決して高くなかった。守備指数ではメジャーワーストクラス。大谷翔平(32)とナ・リーグMVPを争っているピート・クロウ=アームストロング(24)など、若く、攻守に優れた外野手も多いためか、
「チームがスズキを引き留める可能性は決して高くない」
と、地元シカゴのメディアも伝えてきたほどだ。
カブスのチーム編成からみても、鈴木が残留する可能性は高くないと見る声が多いが、米FAランキングの5傑に入った理由はOPS(出塁率+長打率)の高さ(8割4分8厘・7日現在)と、打点にあった。
「得点圏打率は2割2分5厘(9月5日時点)と、決して高くないんですが、すでに80打点を稼いでいます。昨季は打点王のタイトル争いにも加わりました(103打点)。彼がメジャーに来てからOPSで8割を超えなかったのは1年目の22年だけ。OPSの8割越えは、一流バッターの証でもあります」(前出・同)
得点圏打率が高くないのに、80打点以上も稼げるのは「打ち損じが少ないから」と言われている。今季のカウント別打率を見るとそれが明白で、いわゆる打者有利とされるカウントで高い打率を残していた。初球の打率が5割、0ボール1ストライクが3割5分7厘、1ボール0ストライクが6割、1ボール1ストライクが4割、2ボール1ストライクが4割6分9厘、3ボール1ストライクが3割8厘。相手投手が安易にストライクを取りに来た失投は見逃さない。甘いボールは確実に仕留める技術が、打者指数で証明されていた。
また、OPSの8割4分8厘はナ・リーグ全体でも9位と高く、得点86はリーグ10位。大谷が89得点で5位なので、チームの勝利への貢献度で言えば遜色はないわけだ。
「鈴木はDHではなく、守備に就きたいと考えているので、外野手層の厚いカブスは出るべきなのかもしれません。守備指数は良くありませんが、昨季、守備に就いた試合の打率は3割を超えています。代理人の交渉次第でしょう」(前出・米国人ライター)
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