「年を取って、思うように手足が動きにくくなった」とこぼし… 岸惠子さんの晩年を仕事仲間が明かす 「コロナをきっかけに外出しなくなっていた」

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「コロナ禍が明けても外出はほとんどしなかった」

 関係者が引き取って、こう明かす。

「視力が落ち、反射神経が鈍り始めたせいなのか、“よく転ぶようになった”とか“運転免許証を返納した”と言っていました」

 その後、コロナ禍が到来。

「外出自粛要請が終わる23年5月までの3年間は“家からほとんど出なかった”とも。買い物はお手伝いさん任せで家にこもりっきり。家にはそのお手伝いさん以外、誰も入れなかったそうです。コロナ禍が明けても外出はほとんどしなかったせいで足が弱り、体もまた、そうなっていったのだと思います。ただ、書くことだけは続けていました」

 果敢に殻を割り、その先のものに触れ、人生を満たす。まさに虹のように、老いるごとに違った色で輝きを放ち続けた生涯だった。

 前編では、18歳で女優デビューし、一躍スターになるも、その座を捨てて渡仏した、岸さんの型破りな人生について報じている。

週刊新潮 2026年9月3日号掲載

特集「「女優、作家、ジャーナリスト 生を謳歌した岸惠子は『老い』をどう受け止めたか」より

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