「一番困難な人にどう接するかで、その国の本質が見える」 石破茂前首相が語った「防災庁が絶対に必要な理由」
毎年のように大地震、水害に襲われている現状を見れば、防災を専門とした官庁、防災庁を設置することは必然とも言える。その設置は石破茂前首相の悲願とも言えるものだったが、長年、党内でも異論は多く、実現にはかなりの時間がかかった。
実は高市早苗首相もかつて、総裁選(2021年)における討論の場で、防災庁に関しては「新たな縦割りを生んでしまうのではないか」と述べ、慎重な立場を示していた一人である。しかし首相就任後には、「世界有数の災害大国である我が国において、(略)国難級の災害の発生が切迫する中、人命・人権最優先の『防災立国』の実現が急務」との立場で防災庁設置を積極的に進めている(防災立国の推進に向けた基本方針より)。...

