正面から「消費減税にノー」小渕優子元経産相の見えない展望 「政界のお兄ちゃん」もやることがなく
「先代の方々の思いを考えないといけない」
今年2月の衆院解散で食料品の消費減税を「悲願」とまで訴えて歴史的大勝を果たした高市早苗首相(自民党総裁)。消費税率が2027年4月から2年間、1%に引き下げられる可能性が高まっているが、党内には異論も多く、中でも党税制調査会の非公式幹部会合(インナー)のメンバーを小渕優子元選対委員長が辞任したことは大きく取り上げられた。
【写真を見る】髪が長いと別人のよう… 「26歳」小渕優子氏の“初々しい笑顔”
小渕氏は消費減税や自らの辞任について「1%は飲みこめなかった。黙って“ひな壇”(インナーの幹部席)に並んでいることができなかった」「私が知っている税調の進め方ではない」「先代の方々の思いを考えないといけない」などと相前後して述べた。
「先代」とは、消費税の導入・引き上げに尽力した父・小渕恵三元首相や、竹下登元首相、橋本龍太郎元首相、山中貞則元税調会長らを指す。
来年の総裁選を見すえた動きだろう
「ここまで高市氏に対して反発姿勢を鮮明にしたということは、来年の総裁選を見すえた動きだろう、そうでなければ政治的センスがなさすぎるといった声はあがっていました」
(同)
小渕氏は2008年9月、麻生内閣で少子化担当相として34歳で初入閣。2014年9月、第2次安倍改造内閣で経産相に就任したときは40歳。女性初はもちろん歴代最年少(44歳2か月)での首相就任も取りざたされていた。そんな中、週刊新潮が政治資金規正法違反の疑いがある事案について報道。大臣辞任に追い込まれた。
「参院のドンと呼ばれた故青木幹雄元官房長官は小渕氏の後見人的立場で、“優子を頼む”が口ぐせで、それを遺言のようにして亡くなりました。大臣辞任後も衆院選で無類の強さを発揮しているのですが、“みそぎは済んだ”などと自ら述べたことはありません」(同)
[1/2ページ]


