旧れいわ新選組を悩ます過激支持者たちの「内ゲバ誹謗中傷バトル」 山本太郎氏は舌の根も乾かぬうちに「有料ファンクラブみたいな後援会」を“再稼働”
「れいわ新選組」から党名を変更して再出発した「いのちの党」新執行部が、SNSの“治安悪化”に頭を悩ませている。「お前は間違っている!」「お前こそ!」。支持者同士の醜い罵り合いが止まらないのである。そんな中、「もうやめた!」と政界引退を表明したばかりの前代表は、支持者の囲い込みとも受け取れる怪しい動きを見せていた。(前後編の前編)
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【写真】もはや「バトルロワイヤル」状態。「ネットリンチに遭った!」と悲鳴をあげる元れいわ役職者と大石晃子前共同代表が投稿した「怪しすぎる勧誘」
「山本太郎がいないれいわなんてれいわじゃない」
「自分たちが信じてきたれいわの崇高な精神とは何だったんだろうと、虚しさを覚えます。気づけば、周囲から聞こえてくるのは仲間の悪口ばかり。いつの間にか気持ちの悪いコミュニティに迷い込んでしまったとつくづく感じました」
こう語るのは、最近れいわから離れたと語る元支持者である。
れいわは7年前、山本太郎氏が「誰一人取り残さない政治を」「生きているだけで価値のある社会を」といったフレーズを掲げて立ち上げた。ネット空間を活動拠点とする草の根政党として支持を広げ、一時は国会議員15人を擁するまでの勢いを持った。
だが、カリスマ・山本氏が去った後に残ったのは「憎しみだった」と元支持者は続ける。
「支持者の中には巨大な喪失感が生まれ、情緒不安定になる人が続出した。『山本太郎がいないれいわなんてれいわじゃない』とうろたえる人も。そして、カリスマが退場に至った理由を冷静な視点で考えられない熱狂的支持者が、この顛末を誰かのせいにしたがり攻撃的になっていった」
「集団ネットリンチに遭った」と被害を訴える候補者も
標的になったのは、「太郎・大石独裁体制」の見直しを迫った構成員たちだった。
「”お前が太郎さんを週刊誌に売ったんだろ!”と吊るし上げがあちこちで起きた。多数のフォロワーを持つ有力支持者が”コイツは新潮のスパイだ”などと犬笛を吹くのです」(同)
とりわけ厳しく槍玉に挙げられたのは、25年の参院選に全国比例で出馬したものの党内4位の次点で敗れた声優の岡本麻弥氏だった。岡本氏は当初、3年ごとに当選者が辞職して次点に議席を譲る「れいわローテテーション」の取り決めによって2028年に繰り上げ当選することが約束されていた。
だが、党が刷新されることで“一旦白紙”扱いに。それに岡本氏は「絶対に許しません」と怒りを露わにしたのである。だが、
「すぐさま『落選したくせに、そこまでして国会議員になりたいのか』『自分のことしか考えていない』と血祭りに上げられた。熱狂的支持者たちは、岡本氏が前執行部に批判的だったことがとにかく気に入らないのです」(同)
それだけではないという。
「ローテーションが実現すれば、彼らが“太郎スピリッツを受け継ぎし者”として心酔している奥田芙美代参院議員が議席を失ってしまうので、それを避けたいのです。岡本さんは今もボロクソに叩かれ続けています。いじめを見ているような気分です」(同)
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