旧れいわ新選組を悩ます過激支持者たちの「内ゲバ誹謗中傷バトル」 山本太郎氏は舌の根も乾かぬうちに「有料ファンクラブみたいな後援会」を“再稼働”
神セブン
とうとう岡本氏は8月12日、Xに〈一部の妄信的な支持者からの数ヶ月に亘る #集団ネットリンチ により、心身の安全の確保が困難になって参りました。 よって、これより自分の命と安全を守るため、 SNSと政治活動は暫しお休みと致します〉と発信するに至った。
ある地方議員も「一部の有力支持者たちの横暴が目にあまる」と語る。
「フォロワーの多いトップ支持者の中には『神セブン』と呼ばれている人もいて、地方議員なんかよりも影響力がある。YouTubeチャンネルやオフ会で小遣い稼ぎをしている人も多く、日頃から宣教師みたいに“過去に山本代表はこう語っていましたよね”などと説いて支持者を囲い込んでいるのです。太郎さんがいなくなった後は、迷える小羊状態になった支持者の争奪戦。少しでも意見が食い違うと『お前にれいわを語る資格はない』などと激しい罵倒が始まります」
こんな“内ゲバ”を見ていたら、穏健な支持者が離れていくのは必至である。19日、党は〈いのちの党を応援してくださる全ての皆さまへ〉と題した緊急声明を発表した。
〈意見の違いから相手を傷つけるような言葉や、個人への誹謗中傷、人格を否定するような投稿が見られることもあります〉
〈SNS上での発言において、冷静に、丁寧に、そして誠実な発信を心がげていただきますよう、切にお願いをいたします〉
この声明にかみつくような反応を示したのが、熱狂的支持者からスター扱いされている奥田芙美代参院議員である。
なぜ引退したのに後援会を存続?
〈えなにこれ〉とXに投稿。“わたし聞いていないんだけど”と言わんばかりの反応を示したのだ。それだけではなく、Xのプロフィール欄を〈今はひとりシーズン2 皮一枚いのちの党〉と変更した。この奥田氏の動きについて、元れいわ所属の多ケ谷亮前衆院議員はこう読み解く。
「党内融和を図ろうとしている山本譲司新代表とうまくいっていないのでしょう。いま残っている国会議員は6人ですが、木村英子参院議員は近く離党するのではないかと言われている。“もう一人抜けたらどうなると思う?”と揺さぶりをかけたかったのではないか」
17日にはさらに支持者たちを惑わせる動きも起きた。山本太郎前代表とともに党を去った大石氏は、Xに下記の投稿をした。
〈今日Taro's Network入りました! 秋に総会があると聞き、参加したいので! 参加要件知らんけど…笑〉
Taro's Networkの正式名称は「山本太郎後援会Taro's Network」。2014年に設立された山本氏の政治団体である。入会には年会費が必要で、一般会員5000円、特別会員1万円とそこそこの値段を取られる。
このファンクラブのような団体に大石氏は「自分も入った」とアナウンスした上、こう綴った。
〈売国棄民と闘った山本太郎の心身が治るまでが政治活動との気持ちで、つながりを糧に、休養、学習、できる行動をしてはどうかな。 私は5%位回復したかなあ。まだまだです〉
山本太郎は政界を引退したのではなかったのか――。
後編【引退したのでは? 山本太郎氏が“愛弟子”と組んで1万円払えばオリジナルキーホルダーがもらえる「有料ファンクラブみたいな政治団体」の宣伝を始めたワケ】では、舌の根も乾かぬうちに動き出した山本氏と大石氏の「狙い」について解説している。







