「ホテルの部屋でハグをし、キス…」 高野連会長の「電撃辞任」理由は愛人の存在だった 「甲子園のホテルで密会も」

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50万円貸してほしい

 最後の夜を過ごし、迎えた翌朝。彼女がいよいよ別れを告げようとした時、思わぬ展開が訪れる。なんと寶会長から、金を貸すよう懇願されたというのだ。

「寶会長は初めからそのつもりだったようで、“銀行から引き出せる上限は50万円だから、50万円貸してほしい”とスラスラと言ったそうです。不意を突かれた彼女が使途を尋ねたところ、寶会長は、顔を真っ赤にして“そんなこと言わない!”と激高。殴られると思ったと聞きました」(前出の友人)

 もはや、とても別れ話どころではない。とにかく寶会長を落ち着かせるために、Aさんは金を貸すことを渋々承諾。二人で銀行へ行き、現金を下ろして渡すと、寶会長は別の銀行のATMから振り込みをしたという。

 返済は月末を過ぎてもなく、問い質すと一度は2月の給料日以降に返済すると言ってきたが、2月末を過ぎても履行されず。3月にあらためて使途を尋ねたところ、寶会長からの返事は、“カードローンやクレジットカードの支払いに使った。勤務先からの精算が遅れた”といった言い訳だった。

 この時、Aさんは疑念を抱いたようだ。当時の寶会長は、高野連会長だけでなく、『国立研究開発法人防災科学技術研究所』、通称・防災科研の理事長も兼任していた。高野連会長を辞めた今も防災科研理事長は続けている。この防災科研の経費処理が遅れたというのが、寶会長の言い分だった。

「そんな組織で、50万円の経費精算が滞るなんてあり得ますか。ましてやトップの理事長の精算ですよ。その程度のうそで丸め込もうとしたことにあきれた彼女は、防災科研と所管の文科省に文書を送ったのです」(同)

 その中で、寶会長との愛人関係を明かし、借金の返済が滞っていることにも触れたという。結果、寶会長には高野連から厳重注意処分が下り、辞任に至ったというのが、ことの真相だ。

口裏合わせを依頼したが……

 ちなみに、防災科研は、緊急地震速報や降雨観測レーダなどの研究開発のほか、災害現場で自治体支援もする日本の防災プロフェッショナル。にもかかわらず寶会長がAさんとのトラブルの際、危機管理のプロにあるまじき対応を取っていたことにも触れておこう。

 高野連関係者の話。

「寶会長は高野連からの聞き取りに、8月10日のことは覚えていないと答えました。そして、部屋に行ったことは勘違いだったことにするよう、相手女性に頼んだのです。連盟は処分後も女性への聞き取りを重ね、彼女はこれ以上うそをつけないとなりました。もはや連盟内に寶会長を信じている人はいません」

 つまり、寶会長は口裏合わせを求めたばかりに、自らの首を絞めてしまったのである。

 防災科研の広報担当者は、

「弊所で本年春に確認したところ、寶氏の行為は、あくまで防災科研の職務外での行為になりますが、本年4月に、弊所監事から理事長である寶氏に対して、強く反省を求める意見を伝えているところです」
 
 と回答。Aさんに愛人関係や借金問題などについて事実確認を求めると、

「詳しく話すつもりはないですが、おっしゃっていることは事実です」

 一方の寶会長は、

「すべてノーコメントです。男女関係や愛人関係ではありません。(女性の部屋には泊まったが、そういう関係にない?)はい」

デイリー新潮編集部

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