「出演料も交通費も要らん」板東英二さんが1番組でゆで卵20個を完食 関係者が明かす“伝説”

エンタメ

  • ブックマーク

「出演料も要らん」

 芸能界でも頭角を現すにつれて“ゆで卵”は伝説と化してゆく。2007年、日本テレビ系「ラジかるッ」のゲストとして初めて登場した時のことだ。

「板東さんはスタジオに入るなり“ゆで卵おまへんか?”。好物と聞いてはいましたが……」

 と、日本テレビの関係者が苦笑する。

「スタッフをファミマに走らせ、スタジオ脇で卵2パック20個をゆでて笊(ざる)ごと差し出し“オンエア中、気にせず食べてください”。そうして、板東さんがゆで卵をパクつきながらニュースにコメントする、という異例の番組ができたのです」

 エンディングでは、板東さんが“ごちそうさまでした”と、空っぽになった笊を振っていたのだとか。

「この演出がお気に召した板東さんは“出演料も交通費も要らん。いつでも呼んで”。お言葉に甘えて何度もお呼びしてしまいました」

訃報を聞き、出られるはずもない携帯にかけてみたら……

 ……なんて具合で、ゆで卵ばかりが語られがちだが、元メジャーリーガーの川上憲伸氏(51)によると、

「名古屋にお越しの際に連絡があり、いつも二人で酒を酌み交わしました。中日OBとしてより、徳島商野球部の後輩としてかわいがっていただいたように思います。健啖家で、とりわけフグ料理がお好きでした」

 ただ、そんな川上氏も最後に会ったのは5年ほど前で、晩年は知らないという。

 井手氏も12年の所得隠し問題以降、音信不通になったそうだが、訃報を聞き、

「出られるはずもない板東さんの携帯電話にかけてみたら、次女の方が出てくれて“最期は自宅で、いつものようにお昼を取った後、スッと亡くなりました”と」

 享年86。泉下でもゆで卵に舌鼓を打っているだろう。

週刊新潮 2026年8月13日・20日号掲載

ワイド特集「打ち上げ花火」より

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。