「これで日本全体が変わると」…終戦を機に女優を目指した「華族の令嬢」 戦後日本が「久我美子」に託したものとは【昭和女優ものがたり】
2024年6月9日、女優の久我美子(くがよしこ)さんが93歳で死去した。父は侯爵、母は裕福な家庭にの出身だったが、終戦の2年後、15歳で女優の道を歩き始めた少女は、やがて「わが青春のアイドル」とも呼ばれるほどの人気を博す。戦争で疲弊した日本が彼女に託したものとは何だったのか。映画解説者の稲森浩介氏が解き明かす。
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華族出身の女優として知られる久我美子は、その清楚な姿と毅然とした美しさで、戦後日本映画界のアイドル的存在だった。...

