海外でも「二度と見たくない傑作」と絶賛される「火垂るの墓」 “最後の教え子”が語る「反戦映画ではない」と繰り返した監督の“真意”とは
今年も7月15日からNetflixでスタジオジブリの不朽の名作「火垂るの墓」が配信されている。14歳の清太と4歳の節子の兄妹が、第二次世界大戦末期から敗戦直後の神戸と西宮の町で、二人だけで生きていこうとしながら、それが果たせず死んでいく物語は、劇場公開から38年が経つ今も、見る者に強烈な印象を残す。しかし、手掛けた高畑勲監督は「これは反戦映画ではない」と言った。それはいったいどういう意味なのだろうか。高畑氏と晩年まで交流を続け、6月に『高畑勲と「火垂るの墓」 「幻の脚本」と「7冊の構想ノート」を読み解く』を上梓した、NHK首都圏局ディレクターの寺越陽子氏に、映画ライター・金澤誠氏が聞いた。...
