「クルーザーから真冬の海に」「地上9階でクレーンに吊られて」…スケバン刑事40周年で風間三姉妹が明かす“命がけ”過酷ロケ現場
現場は危険がいっぱい!
「スケバン刑事」の撮影現場では、アクションがつきものだった。しかし昭和の時代、今では考えられない危険なことをこなしてきたと3人は振り返る。
唯「当時、監督に言われたことすべてに、とりあえず“できます”“やれます”って答えていたな。都内のロケで、一の橋公園かどこかで橋から飛び降りるシーンをスタントなしでやったし、ドラム缶の中に入ってぐるぐる回りながらそれを武器にするなんて撮影も(笑)」
由真「私も結構自分でやってた! クレーンに吊り下げられるシーンとか。あれは体に食い込んでめちゃくちゃ痛かった。あと、結花と2人のシーンで、ビルの9階のベランダから身を乗り出して10階のベランダにぶら下がったよね。結花は高いところがダメだから、すごく怖がっていたけど」
結花「命綱を2本つけて、みんなが支えてくれていたけど、1回ベランダの外に出るわけ。私はめちゃくちゃビビっているのに、由真は高いところ大丈夫だから、吊られた状態で足をブラブラさせて。それでスタッフさんに怒られていたよね(笑)」
唯「あと、映画の撮影で真冬の海にクルーザーから飛び込んだこともあったよね」
結花「私、泳げないのに(笑)。最初は顔だけを撮っているから、手で船を支えにしていたけど、“引きの絵を撮ります”ってなったら船が離れて行っちゃって。沖合ですよ! 立ち泳ぎしてなさい、って言われても“いやいや、私泳げないし”って。あのシーンこそ、2人が一緒で良かったよ」
今ならコンプラで…
唯「思い返すと、かなり無茶していたよね。今、同じことをしようとしてもコンプラ問題がどうとかいわれて、多分無理」
由真「確かに、思い返すとすごい現場だったよね。でも当時はやらないと撮影が終わらなかったから(笑)」
結花「そうなのよ~、やらなければ終わらないから必死よ! “とにかくこれをやれば今日は終わるんだ”って思って頑張ってた」
唯「でもさ、そういうのを超えちゃうと、もう怖いものがなくなって“頑張ればなんでもできる”みたいな根性論が芽生えたよね(笑)。気持ちで押していく、というか。だから気持ちはすごく強くなったと思う」
危険なアクションを笑いながら振り返る3人だが、「スケバン刑事III」にはもう一つ、今なお語り継がれる名物があった。それぞれに与えられた"ヨーヨー""リリアン棒""折り鶴"という個性的すぎる武器である――。
後編【「リリアン棒だけはイヤだった」…「スケバン刑事」風間三姉妹が明かす"名物武器へのホンネ"と40年経っても続く「姉妹」の絆】では、当時の本音から、40年経った今だから語れる撮影秘話、そして現在も続く3人の変わらぬ絆について聞いた。
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