もはやアートの領域! アニメキャラが車体で微笑む“痛車”の奥深き世界…最初のハードルは「家族が許してくれるかどうかですね(笑)」
宇治でアニメ関連のイベントをやりたかった
tetsuさんは愛好家同士で宇治までやってきたそうで、交流を楽しんでいる様子だった。また、今回のイベントの主催者である小栗さんにも話を聞いた。
――痛車のイベントを開催しようと思ったきっかけはなんですか。
小栗:宇治に引っ越した時から、アニメ関連のイベントをやりたいと思っていました。そして、せっかくやるなら好きな痛車のイベントをやりたいなと。当初の予定より、台数がかなり増えて嬉しく思っています。
――それにしても、痛車は存在感が抜群で目立ちますよね。制作するうえで、乗り越えるべき壁も多いように思いますが。
小栗:まずは、周りの家族が許してくれるかどうかですよね(笑)。なかなかここで苦労する人もいるかもしれませんが、根気強く説得するのも大事だと思います。あと、お金の工面も重要です。ステッカーを作って貼るのも、決して安いわけではありませんから……。
――痛車を作るためには愛が大事なのですね。
小栗:愛情とこだわりを持って、周りに見てもらえるデザインを追求することが大事ですね。かっこいい痛車が仕上がったときもそうですし、自分の好きなキャラを周りの人に見てもらえるのは、何物にも代えがたい喜びだと思いますよ。
ぜひ2回目も開催したい
小栗さんは今回のイベントに手ごたえを感じており、また次回も開催したいと意気込んでいた。アニメをきっかけに移住した人がイベントを企画して地域を盛り上げるのは、これからの地方の理想形ではないだろうか。
痛車の愛好家に対して、ちょっと近寄りがたいイメージを持っている人もいるかもしれない。しかし、話しかけてみるとみんな気さくで、いい人ばかりだ。何より、みんな車好きであり、アニメ好きなのである。痛車はコミュニケーションツールとしても有効だ。
今回、取材をしていると、「茶づな」に来場した親子連れや高齢者が痛車に見入っているのが印象的だった。今後の小栗さんの奮闘と、痛車文化の盛り上がりにも期待したい。























