「まるで難民キャンプ」 避難所の劣悪な環境に専門家も「びっくりした」 車中泊にもリスクが 「熱したフライパンに飛び込むようなもの」

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「熱したフライパンに飛び込むようなもの」

 災害下、都心での車中泊も要注意だと指摘するのは、元東京消防庁警防部長の佐藤康雄氏である。

「蓄熱したアスファルトの上にいると、車内温度が上昇します。熱したフライパンに飛び込むようなものです。土や草の上で地面からの熱を抑え、木陰の葉からの水分蒸散で日光の放射熱を遮るなど、車両全体の温度上昇を防ぐための対策が必要でしょう」

 また、有事に備えて手元においておくべきものは何か。濱口氏のアドバイスはこうだ。

「停電対策のソーラーパネル付きポータブル電源があれば、扇風機も動かせます。手回しの充電器も有用で、いざというときにアナログが力を発揮するのです」

 地震大国という修羅で暮らす以上、災害の発生自体はいかんともしがたい。ならば、“喉元過ぎて熱さを忘れる”ことばかりを繰り返してはならないだろう。

週刊新潮 2026年8月13日・20日号掲載

特集「熊本地震 修羅の人間模様」より

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