巨人「橋上監督代行」に“遠慮”があるのか…いまこそ1点を貪欲に取りにいくべき キャベッジ二軍落ちには反対、不調は気持ちの問題だ【柴田勲のコラム】

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キャベッジ二軍落ちには反対

 トレイ・キャベッジが二軍落ちした。再調整のためだという。

 これには反対だ。キャベッジはボール球を振っては甘い球を見逃すという悪循環にはまっている。この姿はベンチの印象が非常に悪い。

 でも、打撃技術に問題があるようには思えない。気持ちの問題だ。キャベッジは巨人で2番目に本塁打を放っている(ダルベックは17本、キャベッジは13本、ちなみに3位は大城卓三と佐々木俊輔の8本)。

 キャベッジも気分が悪かろうし、腐らせてしまう可能性もある。心理面を考え、コーチがキチンと指摘した方がいい。

 4日からはマツダに乗り込んで広島3連戦、東京ドームに帰ってヤクルト3連戦が待っている。下位チームとの戦いで取りこぼしは致命傷になる。最低でも2勝1敗のペースを崩さず阪神を追撃してもらいたい。

(記録は3日現在)

柴田 勲(しばた・いさお)
1944年2月8日生まれ。神奈川県・横浜市出身。法政二高時代はエースで5番。60年夏、61年センバツで甲子園連覇を達成し、62年に巨人に投手で入団。外野手転向後は甘いマスクと赤い手袋をトレードマークに俊足堅守の日本人初スイッチヒッターとして巨人のV9を支えた。主に1番を任され、盗塁王6回、通算579盗塁はNPB歴代3位でセ・リーグ記録。80年の巨人在籍中に2000本安打を達成した。入団当初の背番号は「12」だったが、70年から「7」に変更、王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」とともに野球ファン憧れの番号となった。現在、日本プロ野球名球会理事を務める。

デイリー新潮編集部

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