「中車クンは“古典の学び”が…」 人間国宝「片岡仁左衛門」が「市川中車」の芝居にチクリ “怪優”を恐縮しきりにさせた爆笑会見の一部始終
2カ月連続公演でパワーアップした82歳
そんな中車とは対照的に、人間国宝は元気いっぱい。夏の熱さ対策について問われても平然とこう言い放つ。
「周りは暑い暑いというが、私は冷房をなるべく使わずに、普段から涼しくせずに過ごしています」
慌てて父の言葉の火消しに走ったのは息子の孝太郎。
「父は冷房を止めがちなので、母と二人で心配して、冷房はつけましょうとお願いしています。ただ、父は5月末まで2カ月間、大阪松竹座で公演があって、普段食が細いのですが、大阪以降は食が太くなった。パワーアップしたみたいで安心しています」
手厳しいツッコミも
立川公演が行われる立川ステージガーデンは大箱。客席数は約2500、花道の長さは歌舞伎座の倍もあるため、体力だけではなく声量も必要になる。仁左衛門が「自分には出る幕はない」と思っていたのも、それが理由だった。
「若さとエネルギーで盛り上がっている立川歌舞伎で、私が何するの?って思ってたんです。そんなところで中車クンがやっているし」
また矛先を向けられた中車が「僕ももう60歳ですから」と自嘲気味に応じると、仁左衛門はさらに手厳しいツッコミを。
「ならもういいやろ」
会場は大爆笑。天下の怪優も人間国宝には形無しだった。




