大谷翔平「サイ・ヤング賞」は黄信号から“赤信号”に? 「勝利数」でも「防御率」でもない最大の壁 “無理をさせる必要がない”チーム状況も影響
怪我に配慮した登板
メジャーリーグは日本よりもひと足先にオールスターゲームを終え、7月17日(現地時間)からペナントレース後半戦が始まった。ロサンゼルス・ドジャースはインターリーグのニューヨーク・ヤンキース3連戦が最初のカードとなったが、ファンの注目を集めているのが今後の大谷翔平(32)の登板日だ。
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「デーブ・ロバーツ監督(54)はオールスターゲームの始まる前、左膝の治療で出場を辞退した大谷の復帰時期について質問されました。DHとしての出場は明言しましたが、彼の先発する日については『まだ決めていない』とはぐらかしました」(現地記者)
複数の現地メディアが重症ではないことも伝えていたが、この左膝の炎症以外にも、右手中指のマメ、右上腕二頭筋の違和感なども訴えており、今季の大谷は「怪我との戦い」を続けている。もっとも、ドジャースは前半戦を61勝36敗で終えており、ナ・リーグ西地区首位を独走中。2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのゲーム差は「11.5」も離れていることから、ロバーツ監督も「無理をさせる必要はない」と考えたのだろう。
「怪我でチームを離れていたブレイク・スネル(33)と、タイラー・グラスノー(32)の両先発投手も近日中に戻ってきそうです。クローザーのエドウィン・ディアス(32)も復帰までさほど時間が掛からないでしょう」(前出・同)
他に投手がいないのであればともかく、計算の立つ投手たちも帰ってくるのだから、投手・大谷に十分な休養を与えることができそうだ。その休養については、こんな見方もされている。
「ド軍の後半戦の初戦投手は、佐々木朗希(24)が務めました。佐々木は5月23日にブルワーズ戦で3勝目を挙げてから、7登板連続で白星ナシのまま前半戦を終えています。この日も勝ちはつきませんでしたが、5回3分の2を1失点と力投しました。地区優勝争いで独走しているチームなので、チャンスを与えたとも解釈できますが、佐々木に“勝ち運”がついてくれば、投手・大谷に無理をさせる必要もなくなります」(米国人ライター)
ドジャース首脳陣が考えているのは、大谷の怪我を悪化させないこと。そのためのヤンキース戦の登板回避である。しかし、その起用法が、サイ・ヤング賞争いに暗い影を落としつつあるのだ。
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