「逆に損害賠償請求したい」 〈山形中学1年生マット死事件〉“元少年”から飛び出した「驚愕のセリフ」
「まあ、払いたくはないですよね」
2004年、仙台高裁は元少年7人の〈共同不法行為〉を認めた。翌年、元少年7人に総額5760万円の支払いを命じる判決が確定する。だが、7人の元少年たちから「支払う」という連絡は来なかった。それでも、7人のうち4人の勤務先が分かり、給与の差し押さえができた。しかし残りの3人ついては、現在差し押さえができていない。
そして、請求権の時効が迫る昨年11月、昭平さんは改めてその3人を相手取り提訴(3度目の民事裁判)し、今年7月15日、山形地裁は3人に対して賠償金と遅延損害金、合わせて計1億1260万円の支払いを命じたのである。
そこで今回、「週刊新潮」は3人のうち、現在は会社員をしている一人に直撃取材を試みた。以下は、彼の「言い分」である。
「まあ、払いたくはないですよね。逆に損害賠償請求したいくらいの気持ちです。だって、やってないのに“払え”ってくるんですよ。ただ、弁護士さんとも話したんですけど、やっぱり法律上は払わないといけない、差し押さえ来ますよって……。こちらとしては差し押さえに来てほしくないんですよ。だって、生活できなくなりますよ。でも、今の段階で“払う意思はない”みたいなこと書かれると、児玉さんをあおる感じになっちゃいますよね」
信じ難い物言いというほかあるまい。
昭平さんの“戦い”はまだまだ終わりそうにない。
7月23日発売の「週刊新潮」では、昭平さんが語る犯罪被害者遺族の「呪縛」や元少年たちの“守護神”となった日弁連への疑念、識者による賠償金を支払わない「逃げ得」の問題点を含め、山形中1マット死事件の「今」を詳しく報じる。






