点滴に大便注入事件 逮捕された“実家暮らし”51歳看護師の孤立 「新米なのに周りはみんな年下」
“便注入、死ぬか”
入院患者の点滴に排泄物を混入させ殺害したとして、古川美由紀容疑者(51)が殺人容疑で逮捕された。事件の舞台となった千葉県・柏市の「柏たなか病院」で古川容疑者が看護師として働き始めたのは昨年1月。動機の解明が待たれるが、周辺の証言からは、職場で孤立していた様子が浮かび上がってくる。
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今年1月30日未明、古川容疑者は、排泄物を院内の汚物室から持ち出し、会田(あいた)栄次さん(75)=当時=の点滴チューブに注射器を使って注入したとみられている。容疑を一貫して否認しているが、
「会田さんの血液中から検出された細菌と、彼女の看護服に付着していた排泄物の細菌、そしてチューブを一時保管していた滅菌カップから検出された細菌。これらの遺伝子情報が一致しています」(千葉県警詰めの記者)
病院側は、古川容疑者と会田さんとの間に“トラブルは確認できていない”と説明している一方、おむつの交換の仕方でもめていた、という情報も。事件前に容疑者が“便注入、死ぬか”とスマホで検索していたことも明らかになっている。
目が合ったのにあいさつも会話も……
古川容疑者は、南柏駅近くの実家で両親と三人で暮らしていた。父親は東京拘置所の元刑務官で、母親は看護師という家庭だった。
その素顔について、「真相報道バンキシャ!」(日テレ系)は、准看護師学校時代の同期による、“タバコや酒、素行不良などで退学になった”という証言を紹介している。ほかのメディアでは“真面目な優等生だった”と評する声も報じられており、人物像は定まっていない。
病院での古川容疑者は、どう見られていたのだろうか。柏たなか病院の看護師も、「多少面識があるだけで、院内ですれ違えばお辞儀をする程度」と、同僚と個人的な交流をほとんど持っていなかったのではと明かす。
「一度、南柏駅前で、彼女がタクシーに乗るところに居合わせたことがあります。2~3メートルの距離で目が合ったのにあいさつも会話もしませんでした。多くの同僚がそんな感じだと思います」(同)
「職場では新米でも、周りはみんな年下」
看護師として約15年の経験があったものの、先述の通り、古川容疑者が同院で働き始めたのは、事件のわずか1年前からで、職場の人間関係は希薄だった。両親と実家暮らしだったため、病院に隣接する看護師寮にも入っていない。そうした環境が、容疑者の孤立を深めたのではないかとの指摘もある。
「プライベートな付き合いをしたり、職場の外で仕事の愚痴を言い合える同僚は皆無だったのでは。で、職場では新米でも、周りはみんな年下。そのような環境では不満を一人で抱え込むしかなく、次第に思考がとんでもない方向にいってしまったのでしょう」(古川容疑者の同僚)
仮にそうした孤立が事件の背景にあったとしても、許される行為ではないのは言うまでもない……。7月23日発売の「週刊新潮」では、古川容疑者の関与を示す数々の証拠や、職場で孤立していた実態について詳しく報じている。









