皇室典範改正で宮内庁が「愛子さま」「佳子さま」にどうしても聞けなかった質問

国内 社会

  • ブックマーク

どのような説明を

「たしかに今後は、これまで想定されていた人生とは180度転じる可能性もあり、いくつかの点において批判の声があったのは事実。そのため政治の側は5名の皇族方に対して丁寧に説明を重ねたと聞いています」(同)

 どのような説明を行ったのだろうか。

「改正案の中身、趣旨について全員に説明をしたとのことです。誰がどのようにということまでは伝わってきていませんが、愛子さまに対しては宮内庁長官が対応した可能性がありますし、天皇皇后両陛下が同席した可能性もあると見ていますん。説明を受けられた皇族方からは特に質問や異議申し立てがあったとは聞いていません」(同)

 皇族の方々にとってはご自身の人生に関わることなのだから、説明を受ける前に報道を通じてほとんどのことを理解していたであろうことは想像に難くない。一方で、改正案が成立した後、皇族方がどのような立場を取られるかということについての確認はどうだったのか。

確認しないままだった

「その点は確認しないままだったとのことです。プライバシーにかかわる問題でもあり、確認できなかったと言った方がよいかもしれません。結婚のご予定含め、本来なら伺いたいポイントはいくつもあったはずですが、なかなかそれを尋ねるまでには至らなかったということのようです」(同)

 関係者にとっては初めてのことだけに、宮内庁内でも異例の対応が続いたようだ。皇族数の確保といった「大義」に異を唱える者はほとんどいない。それでも改正にあたって異論が噴出したのは、どこか天皇陛下はじめ皇族の気持ちが置き去りになっているような印象を持つ人が多かったことも一因だろう。これからも宮内庁には丁寧な対応が求められることとなる。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。