7月8日からジブリパーク(愛知県)ではじまった新企画展示「パノラマボックス展」。手掛けたのは2023年に公開した「君たちはどう生きるか」が最新作となる宮﨑駿監督だ。メディア向けの内覧会で実際に展示を見た印象は「カメラマン泣かせ」。このあまりに緻密な立体展示は、どのような経緯で生まれたのだろうか。メディア向けプレオープンの様子と、宮崎吾朗氏による記者会見の模様をお届けする。
パノラマボックスとは、箱の中を覗き込むと絵が描かれていて、映画のワンシーンのような奥行きのある風景が広がって見える「仕掛け箱」のこと。...
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「となりの山田くん」はジブリの黒歴史なのか 鈴木敏夫氏が語った「あえて興行成績を落とした理由」
スタジオジブリの作品といえば、「ヒット」の3文字とセットで語られることが常だが、30年の歴史の中で、初めて赤字となった作品をご存じだろうか。
1999年公開の『ホーホケキョ となりの山田くん』である。
空前の大ヒットとなった『もののけ姫』に続いて公開された同作品は、公開館数や宣伝の問題もあり、公開時には制作費を回収する興行成績をあげられなかった(その後、ビデオ化などで最終的に黒字化)。
しかし、実はこの敗戦、制作側ではある程度織り込み済みで、プロデューサーの鈴木敏夫氏は、こういう経験が必要だと当時考えていたのだという。...
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