7月11日から「MLBドラフト」! 期待高まる有力球団の「佐々木麟太郎」指名のウラで「ソフトバンク」に“切り札”はあるか

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心はメジャー?

 下位指名でもメジャーリーグ球団と契約するのか、それとも福岡ソフトバンクホークスからの1位指名を受けるのか。あるいは野球強豪校への転校も含め、米大学球界に残り、来年のMLBドラフト会議での上位指名にかけるのか――。

 米スタンフォード大学の佐々木麟太郎(21)が“揺れる胸中”を改めて語ったのは7月2日、福岡県筑前市にあるソフトバンクのファーム施設の見学に招かれた後だった。

「自分が今、置かれているシチュエーションを尊重して頂いていることに心から感謝申し上げているんですけど、最終的には今後、MLBのドラフトを見て判断させていただくことには変わりはないので。ただ今日、福岡を初めて訪問させていただいて、自分自身すごい球団さんの強い、素晴らしい色んなところを知ることができて、自分の人生にとって深い一日になったと思います」

 佐々木がソフトバンク側と会談し、施設見学を行ったのは7月1日からの2日間だった。事実上の入団交渉でもあり、小久保裕紀監督(54)、王貞治会長(86)、孫正義オーナー(68)からのビデオメッセージに加え、スタンフォード大学での打撃成績を詳細にまとめられた育成計画書も渡され、背番号「1」が提示された。「1」番には佐々木も「感激した」と語っており、「MLBドラフト会議の指名順位が低ければソフトバンク入りもあるのでは」との見方もされたが、

「やはり、MLBドラフト会議の結果を待ってということになりそうです。彼はメジャーリーグに行きたくてスタンフォード大学に進学したので、『迷うところ』までソフトバンクが引き戻したと見るべきか、それとも、これだけの誠意を見せてもダメだったのか。会談と施設見学に関する評価は人それぞれです」(地元メディア関係者)

 MLBドラフト会議は現地時間7月11日と12日の2日間に渡って行われる。母校・花巻東高校の関係者の話も総合すると、佐々木はスタンフォード大学キャンパスで“運命の瞬間”を待つとされ、ソフトバンクの球団スタッフもそれに合わせて渡米し、再交渉を行うそうだ。

「少なからず、佐々木の進路選択に影響をもたらしたのは、ホワイトソックスの西田陸浮(25)の存在です。MLBドラフト会議の下位指名、つまり、指名球団から育成ビジョンなどの説明も全くなかった『その他大勢組』でも、必死に頑張ればメジャーリーグデビューができるという前例を作りました。西田は東北高校時代は全くの無名で、米オレゴン大学時代の成績は佐々木よりも下。それでも3年弱で這い上がってきたのですから、“負けず嫌いの佐々木の気持ちに火をつけた”と見る声もアメリカの取材陣のなかにはあります」(米国人ライター)

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