「やはり英国留学で身につけられたのかと」…90年の秋篠宮ご夫妻「結婚奉告旅行」 ホテル関係者が驚いた“紀子さまへのご対応”

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「秋篠の里」はご訪問せず

 このご旅行で意外といえば、奈良市にある宮号のゆかりの地、「秋篠の里」をご夫妻がお訪ねにならなかったことだ。橿原から京都に向かう近鉄線の車窓から、その里を遠望されたというが、

「今回はご結婚の奉告、それと殿下の英国留学からの帰国報告という意味の旅行でして……」

 と先の富士亮・宮務官。で、当の「秋篠の里」では、秋篠寺の堀内祥永住職が、とくに落胆するでもなく、

「新しい宮号が発表になって以来、ここを訪れる方が非常に増えました。日曜日でもせいぜい2、300人だったのが、7、8倍になりました。絵葉書も飛ぶように売れますが、ただ、私としては、拝観の規定は緩めずに、宣伝もせずに、今までの姿勢を変えるつもりはありません」

 といったが、奈良市秋篠町の木本圭一自治会長は、

「今月末にたしか花博何かに、秋篠宮さまご夫妻はお出になると聞いていますから、もしお立ち寄り下されば、歓迎させて頂くつもりですわ」

 と、やはり心待ち顔なのである。

(以上、「週刊新潮」1990年7月15日号より)

 ***

 秋篠宮ご夫妻が秋篠寺への初めてご訪問されたのは、翌年3月のことであった。第1回【「紀子さまスマイル」を一目見ようと駅は騒然…90年の秋篠宮ご夫妻「結婚奉告旅行」秘話 美しき日没を前になさった質問とは】では、騒然となった名古屋駅の様子や、志摩観光ホテルでの滞在について伝えている。

デイリー新潮編集部

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