「やはり英国留学で身につけられたのかと」…90年の秋篠宮ご夫妻「結婚奉告旅行」 ホテル関係者が驚いた“紀子さまへのご対応”
「レディーファースト」に驚きの声
宿はこれも皇室とは切っても切り離せない奈良ホテル。創設81年目を迎える老舗だ。ご夫妻が入ったのは、1泊15万円、応接間と寝室を併せて84平方メートルというインペリアル・スイートルーム。吉本繁営業部長がいう。
「秋篠宮殿下が車でホテルに到着された折、ちょっと驚いたことがありました。お車から降りられる際に、殿下がご自分で右手のドアを開けられ、左側の妃殿下をお迎えに出られたのです。妃殿下側のドアを開けたのは助手席にいらっしゃった付き人の方だったんですが、その横で殿下は紀子さまをお待ちしていたんです。社長の阿部常彦も驚いたとみえ、“やはり英国留学され、レディーファーストの習慣を身につけられたためだろうか”と話していました」
吉本部長は小学生時代の殿下の卓球相手を務めたこともあり、それだけに、「感無量」というのだが、道理でおもてなしにも念が入っている。
楽器、車、ナマズの特別ケーキ
何より料理がタダ事ではない。7月6日、つまり七夕の前日とあって、自慢のフランス料理は七夕がテーマ。とてもすべてはご紹介できないが、たとえば、「コンソメ天の川」は、
「バミセールという洋ソーメンを天の川をイメージしてスープの中に仕立てて、星形に切ったニンジンを浮かべ、短冊形のピーマンとニンジンを入れたコンソメスープです」
と、柴勝利営業部次長。凝りに凝ったのがケーキ。紀子さまの趣味であるチター(弦楽器の一種)を象ったケーキの上に、宮さまが運転される黄色のフォルクスワーゲンをチョコレートであしらい、そうかと思うと、殿下が研究されているナマズの形のデコレーションも飾ったそうな。
「妃殿下はケーキをご覧になって“まあキレイ”とお喜びになられて、スタッフも苦労のしがいがあったと思います」
このスペシャルケーキを別にして、お1人様、3万円ほどになるでしょうか、というのである。
ロビーにいたナマズ4匹
夕食後、両殿下は館内の土産店で、七宝焼の銘々皿や赤膚焼のハシ置き、それに一刀彫の人形などを買われている。もう一つ、殿下を感激させたのは、ロビーにナマズの入った水槽があったことだ。新宮家の初代宮務官になった富士亮氏の話。
「あの4匹のナマズは奈良ホテルの電話交換手のご主人が、両殿下へのお祝いの気持ちから捕まえたということです。殿下の新しいお住まいの池は、まだアクが取れていませんが、殿下もそのナマズを“頂いて飼いたい”とおっしゃっていますので、いずれ、その予定でおります」
奈良ホテルでの心づくしを楽しまれた翌日、秋篠宮ご夫妻は、橿原の神武天皇陵に車で向かわれた。
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