「切り取りでもなんでもいい」31年前の“ビッグ発言”を65歳・田原俊彦が今、振り返る「間違いなく当時はビッグだった」

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82枚目のシングル発売

 芸能生活47年目を迎えた“永遠のアイドル”田原俊彦が(65)、通算82枚目のシングル「ナニコレ最高!!!」をリリースした。還暦を超えてもキレの衰えないダンスと歌は健在だ。その原動力はどこにあるのか。(全3回の第1回)【福嶋剛/ライター】

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――本日は新潮社の取材です。よろしくお願いします。

「おお、『FOCUS(フォーカス)』の新潮社か! 昔、直撃をされて、写真を撮られたよ。なつかしいね。まあ、今となってはいい思い出だな。当時は、いつ撮られるのか、本当に分からなかったんだよ」

――1980、90年代は芸能人にプライバシーがほぼ無かった時代ですよね。

「でも、何てことはないですよ。昔は『撮られなきゃ有名人じゃない』という風潮があったんだ。それこそスターがたくさんいた事務所だったし、僕が狙われるのも当然だったからね。今だったらSNSとかいろいろあるけど、昔はこういう写真雑誌とかワイドショーが起爆剤になって宣伝できたこともたくさんあったんだよ。

 でも、最近は全然来てくれなくなったね。フォーカスはないから、フライデーにはもっと追いかけてほしいんだけど、還暦の時に写真集でお世話になったから、向こうも気を遣って撮りに来ないんだよ」

――また、目立つスポーツカーにでも乗らないと。

「俺が新しいスポーツカーを買ったって、どっから聞いたの?」

――買ったんですか?

「教えないよ。ハハハ(笑)」

――芸能生活47年目に突入しました。トシちゃんは知っているけれど、デビュー当時のスーパースターぶりは知らないという世代が増えてきましたね。

「そうだね。僕がデビューした頃、まだ生まれていなかった人が多くなってきて、取材してくれる子たちに『親がファンでした』って言われるし……。まあ、それは仕方ないんだけど、『田原俊彦が大人しくなった』とか言われるのは嫌だからね。このままずっとワチャワチャし続けますよ。スターは撮られるうちが華ですから」

――スター発言が出ましたので、「ビッグ発言」についてお聞きしたいのですが。

「今まで何度も話をしてきたけれど、もう知らない人も多くなったよね。(隣の編集者やカメラマンを見て)知らないでしょ?」

――改めて説明すると、1994年に長女(可南子さん)が誕生して、プライベートは晒したくないトシちゃんが、2月17日にマスコミを前に会見を行い、その際の発言で「僕くらいビッグになっちゃうと、隠密にやりたくてもそうはいきません」という部分がマスコミに切り取られ、世間から「天狗になっている」と大バッシングを受け、テレビの露出が激減して、干されてしまうという事態になりました。

「まあ、切り取りでもなんでもいいんだけれど、間違いなく当時はビッグだったんだからね。さっきも言ったけど、あの時代のスクープは芸能人にとって広告というかPRの場みたいなものだったからね。そもそも話題にならなかったら、あんな会見は開かないでしょ。彼ら記者にとっては話題の人を押さえるのが仕事だから、それは仕方がないんですよ」

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