“酷暑日”到来を前に「ダイキン担当者」が指南! フル稼働するエアコン「2週間に1度は掃除をしてほしい場所」とは…掃除しないと電気代が上がる可能性も

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 今年の夏はとびきり暑いという。そうなると心配になるのが家のエアコンだ。涼しくなるのはありがたいし、熱中症は命にかかわる問題だが、できる限り電気代は抑えたいというのも本音だろう。さらに買い換えが必要なのかどうかも分からない。最近は「エアコンの2027年問題」が話題になっている。テレビニュースが「安い価格帯のエアコンは駆け込み需要が発生し、家電量販店に多くのお客さんが押しかけている」と連日のように報じており、不安に感じる人も多いはずだ。(前後編の前編)

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 まずは今夏の天気予報から確認しておこう。担当記者は「今年の4月、気象庁は『酷暑日』を気象用語として正式に採用しました」と言う。

「一日の最高気温が35度以上になると『猛暑日』で、40度以上になると『酷暑日』です。そして今年の夏は全国で平年より気温が高くなると予想されています。その根拠は“ダブル高気圧”で、太平洋高気圧だけでなく、チベット高気圧も日本に張り出してくると考えられているのです。予想通り2つの高気圧が猛威を振るった場合、猛暑日が何日も続くのは確実だと見られています。さらに全国の内陸部──具体的には群馬県、埼玉県、岐阜県、山梨県、大分県といった地域──では酷暑日が飛躍的に増える可能性が取り沙汰されています」

 さらに熱帯夜も例年より増える可能性が指摘されている。まさに“エアコン頼み”以外の選択肢は存在しない夏になりそうなのだ。そうしたなか、注目を集めているのが“2027年問題”だ。

「2027年4月から省エネ基準が大幅に引き上げられ、エアコンの性能と価格が上昇します。安価なモデルは新基準を達成できていないため、市場から消える可能性が指摘されているわけです。その結果、家電量販店には多くの消費者が殺到し、特に安いエアコンの売れ行きが伸びていると言われています」(同・記者)

慌てて買い換えると損!?

 しかし、新しい省エネ基準に対応したモデルにはメリットも期待できるという。

「確かに販売価格は高額になるかもしれません。しかし節電効果も非常に高くなる見込みです。月々の電気代が安くなるのは確実ですので、長い目で見れば『購入価格の上昇分を節電効果で相殺する』こともあり得ます。また自治体によっては補助金を交付する予定です。つまり今、慌ててエアコンを買い換えると“安物買いの銭失い”になる可能性も否定できないのです」(同・記者)

 エアコンに詳しい関係者は「真っ先に行うべきは、家のエアコンが何年製かを調べることです」と言う。

「日本製のエアコンなら、基本的に10年間はきちんと動きます。また故障しても、確実に交換部品の在庫が確保されているのは10年以内のモデルです。10年が過ぎると、エアコンも人間と同じで、11年目、12年目……と年齢を重ねるごとに“身体”のあちこちが衰えていきます。ただし、それでも動くエアコンは動きます。しかしながら、11年目で故障するケースもありますから、真夏に故障すると悲劇以外の何物でもありません。一部の調査では『設置から13~14年目で買い換える消費者が多い』というデータもあります」

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