ウクライナが「ロシア製兵器の弱点」を公開…プーチン大統領が頭を抱える戦争への影響以上の“大打撃” 中国や北朝鮮が狼狽している可能性も

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バルト海では戦略的大敗北

「例えば自衛隊ならアメリカ軍のライセンスを取得し、製造している兵器がたくさんあります。そして中国や北朝鮮の兵器はロシアにルーツを持つものが圧倒的に多いのです。となるとトロフィー・ラボのデータを分析すれば、両国の兵器が持つ弱点も明らかになる可能性があります。このため日本と韓国政府が許諾の申請を行った可能性は高いと考えます。また三菱重工や川崎重工業など防衛産業のトップメーカーも検討していて不思議ではありません」(同・軍事ジャーナリスト)

 ロシアがウクライナに侵攻したのは2024年の2月。軍事大国であるロシアは“鎧袖一触”でウクライナを占領する予定だった。

「ところが侵攻開始から丸4年が経過したにもかかわらず、ロシア軍は首都キーウを占領できていません。しかも長らく中立を保っていたフィンランドが2023年、スウェーデンが24年にNATOへ加入してしまいました。この結果、バルト海がNATO加盟国で囲まれたのです。ロシアのバルチック艦隊は封じ込められた格好になり、これはロシアの致命的な戦略的敗北と断言して過言ではありません。そして最後はトロフィー・ラボがロシアの軍需産業に致命的なダメージを与えようとしています」(同・軍事ジャーナリスト)

プーチン大統領の後悔

 こうなると「ロシアは現時点で、すでに敗戦に匹敵するような大きなダメージを受けている」との評価が適切ということになる。

 軍事ジャーナリストは「プーチン大統領が『ウクライナという国を敵に回すと、これほど厄介な国だったのか』と後悔していても不思議はないでしょう」と指摘する。

 第1回【100種を超える「ロシア兵器」機密データが丸裸に…プーチン大統領を追い込むウクライナ「軍事史上初のプロジェクト」 新品同様の兵器が敵国に渡ったロシア軍の致命的欠陥とは】では、トロフィー・ラボのデータを活用することで、最前線に展開するウクライナ軍の攻撃力がどれほど向上するか、詳細に報じている──。

デイリー新潮編集部

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