貝殻ビキニから37年…なぜ「武田久美子」は57歳で再び写真集を? 「若いファンも欲しい」母になって封印した“天職”への情熱は衰えず
1989年に発表した写真集『My Dear STEPHANIE』での“貝殻ビキニ”をはじめ、日本のグラビアに数々の伝説を作ったタレント武田久美子(57)が、23年ぶりとなる写真集を9月に講談社から発売する。一度は終止符を打ったグラビアに、なぜこのタイミングで復帰したのか? どのような作品に仕上がっているのか。今なお衰えないグラビアへの情熱とともに語ってくれた。
【写真】さすがのレジェンド感…スラリとしたたたずまいが美しい「武田久美子」の最新ショット
――6月22日に23年ぶりとなる写真集の発売をSNSで発表し、25日発売のFRIDAYでは先行カットも公開されました。
武田:写真集は23年前に自分の中で終止符を打ったつもりでした。母親になったからです。アメリカで母となり、育児に追われる生活の中、「自分はもう写真集を出すことなどない」と思っていました。
これまで美容本やエクササイズ本など、写真集以外の本を出す機会はかなりあったんです。中には着衣で撮影し、ボディーラインを強調するものもありました。美容は好きなんですけれど、ただ、そうした本の撮影をするたびにずっと「写真集だったらな」とは思っていました。
デジタル写真集の時代になり「過去の写真集をデジタル化させてほしい」という話を、過去にお仕事をしたほぼ全社からいただいていたんです。ただ私は過去の作品を出すのはちょっと違うかなと、頑なに「うん」とは言わなかったんです。
なぜ今、写真集を?
――改めて、なぜ今のタイミングでグラビアの写真集を出そうと思ったのでしょうか。
武田:やはりね、どんどん時が経ってくるわけじゃないですか。8年前にInstagramをスタートさせると、コメント欄に「また写真集を出してほしい」という声が書き込まれ、毎日のように目にしていたんです。過去に何十冊も写真集を出しましたが、全部持っているというファンの方も結構いらっしゃって。その良い思い出のために写真集を出さない方がいいのかなとも考えていました。
娘が医師になるために昨年メディカルスクール(医師養成課程)に入り、家を出てフロリダ州に行ったんです。そこで「完全に娘のレールができたな」と感じて。そんな頃に私が17歳で「GORO」「スコラ」の撮影をしている頃からの仲である旧知の女性編集者さんが、アメリカの家に泊まりに来たんです。
彼女とはこれまで何度も写真集を一緒に作ってきたんですが、昔のアルバムを整理してたら、当時の撮影の写真や、彼女がレフ板を持ってくれたりする写真なんかが出てきて。「懐かしいね」って、ワインを飲みながらリビングで話して。写真を見ながら、私が「若いよね」と話した時に、彼女が「また写真集をやれば?」と言ってくれて。その時に「そうね」って自然と出て。
23年もの月日が経ったから、撮影するのはどうなのか、見た目的にどうなのかとも思っていたんですけれど、一番身近な人が背中を押してくれたので、やってみようと思ったのが思い立った理由です。そこからトントン拍子に決まりました。
[1/3ページ]


