貝殻ビキニから37年…なぜ「武田久美子」は57歳で再び写真集を? 「若いファンも欲しい」母になって封印した“天職”への情熱は衰えず

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貝殻ビキニ、「未だに語られるものになるとは」

――武田さんと写真集といえば、1989年に出版された写真集『My Dear STEPHANIE』の表紙でも着用した、ホタテガイで作られた貝殻ビキニが有名です。

武田:8歳の時に子供モデルを始めて、13歳の頃に東京大学の駒場祭で開かれた「東大生が選ぶアイドルコンテスト」で優勝して、同じ年に近藤真彦さんの映画「ハイティーン・ブギ」のヒロイン役という大役に選ばれ、そこで一気に知名度が上がりました。

 その後、アイドルとしてデビューして歌を出したり、ミュージカルをやったり、ドラマもやりました。いろんなことをやりました。でも誰も何も覚えてなくて。覚えてるのは、やはり貝殻ですね(笑)。

――貝殻ビキニはそもそも誰のアイディアだったんですか?

武田:あれは私が当時、所属していたプロダクションの社長のアイディアです。たまたま現場に社長がついていて、夕食会の時に「こういうのはどうだろう」と話したことが、形になったものなんです。

 実はもともとは表紙に起用する考えはなく、挿し絵的に入れようかなぐらいの写真だったんです。ただ他に表紙に起用できる写真がなかったんですよ。それで貝殻ビキニが表紙になったんですが、それが未だに語られるものになるとは思っていませんでした。

若いファンも欲しい

――先ほど写真集は武田さんにとって大切なものと語られていましたが、今回の写真集にも相当な思いがあるのではないでしょうか。

武田:得意分野であり、誇りに思っていた中で、こうやってまた久しぶりに写真集を出すことで、やっぱりより一層パワーアップしたように見てもらわないといけないなと思っています。

 日本では「武田久美子、何歳」と年齢が出ますから。年齢だけ見ると、怖いもの見たさという方もいるかもしれませんが、私はできたら若いファンも欲しいですし、そうした方が買っちゃうぐらいの写真集を作りたいと思って今回、撮影に挑みました。

――そうした若いファンを引きつけるための、セクシーさも出しているのでしょうか。

武田:そうですね。もちろん10代や20代の子と戦おうという気持ちじゃなく、今の私ができるめいっぱいのビジュアルを出しています。

――どうでしょうか。今回グラビアに復帰されて、またオファーがあればやりたいなと考えていますか。

武田:そうですね。是非ともやりたいです。今回でまたより一層自信がつきましたし、撮影が楽しかったので。まだまだやっていきたいなっていう気持ちでいっぱいです。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。ウェブメディアウォッチャー。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。著書に日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)。noteでマガジンを連載中 X:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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